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ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォード、「Rocka Rolla」を45年ぶりにライヴ演奏した理由を語る

2021/09/13 00:21掲載
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Judas Priest - Bloodstock Open Air 2021
Judas Priest - Bloodstock Open Air 2021
ジューダス・プリースト(Judas Priest)は、2年以上ぶりに行ったライヴで、45年ぶりに「Rocka Rolla」を演奏しました。この曲を復活させたことについて、フロントマンのロブ・ハルフォード(Rob Halford)がUltimate Classic Rockのインタビューの中で語っています。

この曲は1974年にリリースしたデビュー・アルバムのタイトル曲。バンドは、久々のライヴとなった8月の英フェスティバル<Bloodstock Open Air 2021>でこの曲を演奏しています。

「みんなでリストを作ったんだ。俺がそれを出したら、グレン(ティプトン/ギター)が“うまくいかないと思うよ”と言った。俺は“俺もうまくいくとは思わないけど、もしやったらすごくクールじゃない? このバンドが初めて作ったアルバムのタイトルトラックなんだからさ”と言った。それで、リハーサルに入ってジャムってみたら、リッチー(フォークナー/ギター)がダブルテンポにしたり、ちょっとしたアレンジを加えてくれたんだ。俺は“これは絶対にうまくいく”と思ったので、Bloodstockでこの曲を演奏する前に、ちょっとした会話をして、そしてこの曲が始まったときは、まさに幸福感に包まれていた。バンドの歴史の中で一度もライヴで演奏したことがなかったのに...ヘヴィメタルのサッカーボールを蹴ってゲームが始まったようなもので、俺はとても気に入った」

「このアレンジのどこが良かったのか教えてあげよう。アメリカに戻る飛行機の中で、ロバート・プラントが(彼のバンドの)SENSATIONAL SHAPE SHIFTERSと一緒にオースティン・シティ・リミッツで行った、とてもクールなショーを見ていたんだ。彼は(レッド)ツェッペリンの曲を再構築していた。曲の重要な部分はまだ残っているんだけど、ちょっとした冒険をみせてくれたように俺は感じた。帰りの飛行機の中では“Rocka Rolla”のことを考えていて、“他にもこんなことができるのではないだろうか? 70年代の曲から2021年に向けて、今回のような展開ができる別の曲はないだろうか。音楽には無限の可能性があるぞ”とも思ったんだ」

以下は「Rocka Rolla」のパフォーマンス映像



以下はインタビュー映像