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ピーター・バラカン監修の音楽フェス<Peter Barakan's LIVE MAGIC! 2021 ONLINE> 出演アーティスト発表

2021/09/12 19:06掲載
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Peter Barakan's LIVE MAGIC! 2021 ONLINE
Peter Barakan's LIVE MAGIC! 2021 ONLINE
ピーター・バラカンが監修する音楽フェスティヴァル<Peter Barakan's LIVE MAGIC! 2021 ONLINE>が10月23日(土)に開催されます。

コロナ禍が続く今年も恵比寿での開催は断念となりますが、昨年とは趣向を変え、来年のリアル開催に向けたこれまで通りピーター・バラカンが紹介する古今東西新旧アーティストによる配信ミュージックフェスティヴァルとして開催されます。

出演アーティストも発表されています。

以下インフォメーションより

●監修ピーター・バラカンよりコメント

2021年のLive Magicは昨年に続いてオンラインで開催することになりました。昨年は過去のLMで撮影した演奏を編集してお届けしましたが、今回はあくまで2021年LMのための演奏をフィーチャーしたいと決めました。
いつもと違って1日だけの開催です。代官山の晴れ豆を会場に、2時間半ほどの映像番組として開催しようと、国内外のミュージシャンにお誘いの連絡をして数曲の演奏を映像に撮ってもらうようにお願いしました。その他に去年と同様に会場でアクースティックの演奏を少し生で紹介することにしました。それが10月23日(土)の2021年Live Magic Onlineです。3日間のアーカイヴ期間もあります。
でも、やはりまとまったライヴで盛り上がりたいという気持ちもありました。そこで考えたのはLive Magic Extraです。こちらは少ない演奏者によるコンサートの形です。同じ晴れ豆で10月6日(水)に行い、こちらは生配信のみでアーカイヴはありません。客席も設けるつもりですが、その数に関してはコロナの状況を見守りながら9月26日にお伝えします。

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■LIVE MAGIC! 2021 EXTRA 10月6日(水)19:00配信開始
出演アーティスト:民謡クルセイダーズ/Majestic Circus/Mamadou Doumbia
トークゲスト:いとうせいこう
*生配信のみ(アーカイヴ配信はありません) *来場チケットも若干数販売予定。詳細は9/26に発表予定。

■LIVE MAGIC! 2021 ONLINE 10月23日(土) 19:00配信開始
出演アーティスト:Sam Amidon/Arlen Roth/Larkin Poe/U-zhaan×mabanua
民謡クルセイダーズ/Majestic Circus/Mamadou Doumbia
当日生演奏は、濱口祐自/koyuki
*生配信+アーカイヴ配信(10/26(火)23:59まで) *来場チケットも若干数販売予定。詳細は後日発表予定。
チケット:9月13日(月)AM0:00より発売開始!

■公式サイト
https://www.livemagic.jp/

■ピーター・バラカンによる出演アーティスト紹介

●Sam Amidon
サム・アミドンはアメリカ北部ヴァーモント州生まれの40歳のシンガー・ソングライターです。間違いなく21世紀の感性を持っていますが、元々フォーク・ミュージックの影響が強く、ギター、バンジョー、フィドルで伴奏をしながらオリジナルの作品と古いフォーク・ソングの両方を歌います。現在イギリス在住です。

●Arlen Roth
アーレン・ロスはテレキャスターの名人として、ギタリストの中のギタリストと言えるミュージシャンです。68歳のニューヨーク生まれ、彼のスライド・ギターも絶品で、Live Magicにはぴったりの人です。多くの大物ギタリストとの共演もあり、最新作のアルバムではジョン・セバスティアンと2人でラヴィン・スプーンフルの曲を演奏しています。

●Larkin Poe
レベカとメガンのラヴェル姉妹はジョージア州生まれでブルージーな音楽を得意とします。レベカはリード・ヴォーカルとギター、メガンはハーモニーと非常にカッコいいラップ・スティールのスライドを担当します。数年前にたまたまエルヴィス・コステロの前座として見てその場でファンになりました。ライヴでは男のメンバーを含むバンド編成ですが、今回は2人で演奏してもらいます。

●U-zhaan × Mabanua
日本のタブラの第一人者U-ZhannとOvallのドラマーであり、トラック・メイカーやプロデユーサーとしても活躍するmabanuaのプロジェクトです。引き出しの多い2人なので、Live Magicではどのような演奏をしてくれるのか、ちょっとわくわくします。

濱口祐自
毎年Live Magicで演奏している唯一のミュージシャンです。2015年以降全く新しい録音をしていなかった彼はついにコロナ禍の隔離中に、和歌山県那智勝浦の自宅で録音した6年ぶりのとても落ち着いた雰囲気の新作アルバム「Homestead Blues」を自主制作で発表したので、今年はレパートリがかなり増えます。請うご期待!

●KOYUKI
KOYUKIは2001年大阪生まれの若手ギタリストです。フィンガ・ピキングが得意で、アクースティック・ギターの色々なジャンルの名人たちをそうとう研究している模様です。今年の春に初めて聞きましたが、瞬間的にLive Magicに呼びたいと思ったほどです。彼女は会場で生演奏します。Reiに続く期待の新人です。

●民謡クルセイダーズ
2019年の南米とヨーロッパのツアーでようやく火がついた感じの民謡クルセイダーズはコロナ禍のためにせっかくの勢いが少し失われましたが、最近イギリスで発表されたオランダのフェスでのライヴ盤は実にカッコいいです。去年は映像で登場してもらいましたが、今回はLive Magic Extraでしっかりと生演奏をします。

●Majestic Circus
数年前に青森の出前DJイヴェントでご一緒したMajestic Circusはグレイトフル・デッドの音楽を得意とするジャム・バンドです。今回のLive Magic Extraデッドの曲を特集してくれますから、今から楽しみです。

●Mamadou Doumbia
1990年にサリフ・ケイタのバンドのギタリストとして初めて日本に来たママドゥ・ドゥンビアは当時25歳でした。その後ずっと日本で暮らしながら彼の故郷マリの音楽をギターとコラで演奏しています。

●いとうせいこう
いとうせいこうさんは紹介するまでもありませんが、今回はLive Magic Extraでのトーク・セッションの相手として出ていただきます。以前ラジオで話している最中にリントン・クウェシ・ジョンスンの詩集の日本語版を作るという話が突如持ち上がったこともありましたから、どんな話が飛び出るか分かりません。