ローリング・ストーンズやボブ・ディラン等のツアーマネージャー ミック・ブリグデン死去
2021/09/11 16:57掲載
Mick Brigden
ローリング・ストーンズやボブ・ディランなどとの仕事で知られるツアーマネージャーのミック・ブリグデン(Mick Brigden)が死去。米カリフォルニア州サンタローザの自宅で事故に遭い、亡くなったと家族が発表しています。73歳でした。
妻のジュリア・ドレイヤー・ブリグデンが地元紙The Press Democratに語ったところによると、ブリグデンは先週、自宅の敷地内でペットの犬のために墓を掘っている最中に怪我をしたようで、彼は地元の病院に搬送されましたが、その後、9月5日に亡くなっています。今のところ、彼の死因は分かっていません。
ブリグデンは、ローリング・ストーンズやディランの他にも、ピーター・フランプトン、ハンブル・パイ、ヴァン・モリソン、カルロス・サンタナ、マウンテン、ジョー・サトリアーニなどの著名なアーティストを手がけました。
ブリグデンは、イギリス南東部のエセックス州にあるサウスエンド・オン・シーで生まれ育った後、1966年、19歳のときにカナダに渡ります。カナダではグラフィック・アーティストとして活躍していましたが、ニューヨークでマウンテンのベーシスト兼ヴォーカリストであるフェリックス・パパラルディと出会ったことをきっかけにツアーマネージャーに転身します。
ブリグデンは、1969年にサンフランシスコのフィルモア・ウエスト会場で行われたコンサートで、有名なコンサートプロモーターであるビル・グラハム(ビル・グレアム)と出会い、それをきっかけに1991年にグラハムが亡くなるまでずっと一緒に仕事をしました。