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アイアン・メイデンのニコ・マクブレインの“ロック神”はリンゴ・スター、リンゴとチャーリー・ワッツについて語る

2021/09/06 19:35掲載(Last Update:2021/09/06 19:38)
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Nicko McBrain
Nicko McBrain
アイアン・メイデン(Iron Maiden)のドラマー、ニコ・マクブレイン(Nicko McBrain)は、英BBC Radioの番組『The Rock Show With Johnnie Walker』に出演した際、“ロック神”を一人選んでほしいと頼まれています。ニコはビートルズのリンゴ・スター(Ringo Starr)を選び、その理由について、次のように述べています。

「リンゴを選んだのは、俺の音楽のジャンルに本当に影響を与えた最初のドラマーだったから。ジョー・モレロの演奏を聴いてデイヴ・ブルーベックを聴き始めたけど、リンゴは俺の最初のヒーローだった。実際、俺が12歳のとき、いや、11歳のとき、寝室にリンゴのポスターを貼っていた。彼はドラムセットの左側でハイハットを見下ろしていて、俺は毎晩、“この人だ。この人のようになりたい”と思いながら眠りについていた。彼のおかげで俺のドラムのキャリアが始まったんだ」

ニコはまた、8月末にデトロイトのラジオ局WRIFのMeltdownとのインタビューの中で、亡くなったローリング・ストーンズのチャーリー・ワッツ(Charlie Watts)に影響を受けたかどうかを尋ねられ、次のように答えています

「ああ、もちろんだよ。チャーリーは驚異的なタイムキーパーで、素晴らしいプレイヤーだった。以前にも何度か言ったことがあるけど、音符が重要なのではなく、その間にある空間が重要なんだ。チャーリーは、グルーヴの裏側に素晴らしい感覚を持っていた。

俺が演奏を始めたキッカケは、リンゴとチャーリーだった。リンゴとチャーリーの2人から学び、当時の俺の演奏スタイルのベースになった。それから、素晴らしいキース・ムーンとジョン・ボーナムが現れた。この4人に一番影響を受けたよ。

確かにチャーリーは、音楽界とドラム界にとって悲しい損失であることは間違いない。彼は、ストーンズの音楽に夢中になっているドラマーたちに影響を与えるだろう。彼はジャズドラマーであり、ジャズのバックグラウンドを持っていた。彼はトラディショナル・グリップを演奏し、オーソドックスにも演奏した。マッチドグリップも演奏したけど、それが彼のメインスタイルだった。とても素晴らしい、素晴らしいプレーヤーだよ。」