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テリー・ギリアム悲願の映画『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』 GYAO!で無料配信スタート

2021/09/03 19:35掲載
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テリー・ギリアムのドン・キホーテ (c)2017 Tornasol Films, Carisco Producciones AIE, Kinology, Entre Chien et Loup, Ukbar Filmes, El Hombre Que Mato a Don Quijote A.I.E., Tornasol SLU
テリー・ギリアムのドン・キホーテ (c)2017 Tornasol Films, Carisco Producciones AIE, Kinology, Entre Chien et Loup, Ukbar Filmes, El Hombre Que Mato a Don Quijote A.I.E., Tornasol SLU
鬼才テリー・ギリアム(Terry Gilliam)監督が何度も映画化に挑戦し、30年間も挑み続けてようやく完成した映画『テリー・ギリアムのドン・キホーテ(原題:The Man Who Killed Don Quixote)』。GYAO!にて無料配信スタート。

1989年より構想が練られ、2000年にスペイン・マドリードで撮影が開始されるものの、撮影現場周辺を軍用戦闘機が飛び交い中断。また鉄砲水に襲われて撮影機材が損害を受け、ロケ地の景色が様変わりしてしまう悲劇にも見舞われます。さらにドン・キホーテ役のジャン・ロシュフォールが腰痛を訴え、歩行困難となり降板。その後も資金繰りやキャスティング、権利関係の問題により何度も企画が頓挫。計9回の頓挫を乗り越え、ようやく完成し、日本では2020年1月に劇場公開されています。

この災難続きの制作過程はドキュメンタリー映画『ロスト・イン・ラ・マンチャ』として記録されています。

本作は、スランプに陥ったCM監督トビーが、10年前に撮影した映画『ドン・キホーテを殺した男』でドン・キホーテ役に抜擢した老人ハビエルと再会したことから奇妙な旅に巻き込まれていく物語。

ジョニー・デップやユアン・マクレガーといった俳優が決まっては立ち消えた主人公トビー役はアダム・ドライバーが務め、また自身をドン・キホーテと信じる老人ハビエル役は『未来世紀ブラジル』などで知られるジョナサン・プライスが担当しています。

■『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』

鬼才テリー・ギリアム 映画史に刻まれる呪われた企画を完成!

仕事への情熱を失くしたCM監督のトビーは、スペインの田舎で撮影中のある日、謎めいた男からDVDを渡される。偶然か運命か、それはトビーが学生時代に監督し、賞に輝いた映画『ドン・キホーテを殺した男』だった。舞台となった村が程近いと知ったトビーはバイクを飛ばすが、映画のせいで人々は変わり果てていた。ドン・キホーテを演じた靴職人の老人は、自分は本物の騎士だと信じ込み、清楚な少女だったアンジェリカは女優になると村を飛び出したのだ。トビーのことを忠実な従者のサンチョだと思い込んだ老人は、無理やりトビーを引き連れて、大冒険の旅へと出発するのだが──。

<配信期間>
2021年9月3日(金) 00:00 〜 2021年10月2日(土) 23:59

作品ページ
https://gyao.yahoo.co.jp/episode/〜/61262711-0789-48f1-8a91-57f4f7008cff
(C) 2017 Tornasol Films, Carisco Producciones AIE, Kinology, Entre Chien et Loup, Ukbar Filmes, El Hombre Que Mató a Don Quijote A.I.E., Tornasol SLU