HOME > ニュース >

ザ・スペシャルズ 新アルバム『Protest Songs 1924-2012』から「Freedom Highway」のMV公開

2021/09/02 13:23掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
The Specials
The Specials
2トーン・バンド、ザ・スペシャルズ(The Specials)は新スタジオ・アルバム『Protest Songs 1924-2012』から、ザ・ステイプル・シンガーズ(The Staple Singers)のカヴァーである「Freedom Highway」のミュージックビデオを公開



アルバムは9月24日発売。リリース元はIsland Records。

インフォメーションによると「このアルバムには、約100年の間から選ばれたプロテスト・ソングが12曲収録されており、ザ・スペシャルズがいまだに気にかけ、抗議し、怒り続けていることを示しています」とのこと。

アルバムにはザ・ステイプル・シンガーズ(The Staple Singers)の「Freedom Highway」、レナード・コーエン(Leonard Cohen)の「Everybody Knows」、ボブ・マーリー「Get Up Stand Up」、マルヴィナ・レイノルズ「I Don't Mind Failing In This World」と「I Live in a City」、フランク・ザッパのTrouble Every Day」、トーキング・ヘッズの「Listening Wind」などのカヴァーを収録。

バンドのSNSには、このアルバムについて、こう投稿されています

「2020年の初め、俺たちは全員でレゲエ・レコードを作っていたが、それぞれが新型コロナウイルスで体調を崩し、アルバムを凍結しなければならなくなった。

最初のロックダウンの間に、ミネアポリスでジョージ・フロイドが殺害された事件は、世界中に抗議と議論の衝撃波を与えた。そこで、夏に再会できたとき、テリーは最近の出来事への反応として、これまでとは違う種類のレコードを作ろうと提案した。

2020年は“抗議の年”だったよね?

2021年5月にやっと再会したときは、1年半も演奏していなかったので、みんなで同じ部屋で一緒にプレーできたことはとても嬉しかった。これは大きな出来事でした。

世界の問題点を指摘し、どうすればもっと良くなるかを提案したいという衝動は、曲と同じくらい古くからあり、スペシャルズは正義と平等のために抗議し、戦ってきた歴史がある」

レコーディングは2021年5月に西ロンドンのスタジオで行われています。バンド・メンバーのホレス・パンター、テリー・ホール、リンヴァル・ゴールディングの他、共同プロデューサーのトープ・ラーセンはキーボードも担当、ドラムはケンリック・ロウ、ギターにスティーヴ・クラドックが参加しています。

以下は以前に公開された音源

「Everybody Knows」 (Leonard Cohen)
■『Protest Songs 1924-2012』

1. Freedom Highway (The Staple Singers)
2. Everybody Knows (Leonard Cohen)
3. I Don't Mind Failing In This World (Malvina Reynolds)
4. Black, Brown And White (Big Bill Broonzy)
5. Ain’t Gonna Let Nobody Turn Us Around (traditional)
6. Fuck All The Perfect People (Chip Taylor & The New Ukrainians)
7. My Next Door Neighbour
8. Trouble Every Day (Frank Zappa & Mothers of Invention)
9. Listening Wind (Talking Heads)
10. Soldiers Who Want To Be Heroes (Rod McKuen)
11. I Live In A City (Malvina Reynolds)
12. Get Up, Stand Up (Bob Marley)