ポール・ウェラー(Paul Weller)の音楽にインスパイアされた英国映画『The Pebble and the Boy』は、熱烈なモッズだった亡き父に敬意を表して、モッズの聖地ブライトンを巡礼する青年の物語。パンデミックの影響で、映画の完成と公開が遅れましたが、8月27日にブライトンでプレミア上映され、現在、イギリスの100以上の映画館で上映されています。予告編映像あり。
監督と脚本を務めたのは、英マンチェスターを拠点とするクリス・グリーン。
モッズをテーマにしたこの映画のタイトルは、ポール・ウェラーの2005年のアルバム『As Is Now』に収録されている同名曲に由来しており、映画のサウンドトラックでもウェラーの音楽が重要な役割を果たしています。ザ・ジャム(The Jam)の「Saturday's Kids」、スタイル・カウンシル(Style Council)の「Speak Like A Child」「A Solid Bond In Your Heart」、そして映画のタイトル曲であるウェラーのソロ曲が使用されています。また、サウンドトラックには、モッズバンドのSecret Affair、The Chords、The Electric Starsの楽曲も収録されています。