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リー・スクラッチ・ペリーが死去

2021/08/30 01:50掲載(Last Update:2021/08/30 02:05)
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Lee 'Scratch' Perry
Lee 'Scratch' Perry
ルーツ・レゲエやダブの先駆者として、ジャマイカの音楽に新たな深みをもたらしたリー・スクラッチ・ペリー(Lee ‘Scratch’ Perry)が死去。ジャマイカのメディアJamaica Observerや英国の新聞ガーディアンなどが訃報を伝えています。Jamaica Observerは、ペリーはジャマイカ北部のLuceaにある病院に入院していましたが、8月29日未明に亡くなったと伝えています。死因は明らかにされていません。85歳でした。

ジャマイカのアンドリュー・ホルネスス首相は、訃報を受けて、ツイッターで追悼コメントを発表しています、「伝説的なレコード・プロデューサーであり歌手であるペリーのご家族、友人、そしてファンの皆様に深い哀悼の意を表します」

ペリーは1936年、ジャマイカのケンダル生まれ。まだレゲエという言葉が生まれる前からキャリアをスタートさせ、自身のバンド「アップセッターズ(Upsetters)」とともに、ジャマイカの音楽を世界に広め、コンゴスやボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズなどのレコードをプロデュースし、革新的なサウンドを次々と生み出していった。レゲエ以外の分野とも積極的にコラボレーションし、ザ・クラッシュやビースティ・ボーイズなど多くのミュージシャンたちに多大なる影響を与えた