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ハーレム音楽祭のドキュメンタリー映画『サマー・オブ・ソウル』 公開記念番組がDOMMUNEで配信決定

2021/08/24 16:51掲載
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サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時) © 2021 20th Century Studios. All rights reserved.
サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時) © 2021 20th Century Studios. All rights reserved.
ウッドストックと同じ69年にNYで開催された<ハーレム音楽祭>のドキュメンタリー『サマー・オブ・ソウル』。公開記念番組『Encyclopedia of 「SUMMER OF SOUL」』がDOMMUNEで配信決定。8月25日(水)と9月1日(水)の2日間にわたって配信されます。トークゲストは近田春夫、湯山玲子、サエキけんぞう 他。そして番組後半には、RHYMESTERのDJ JIN、FISHMANSの小嶋謙介による“SUMMER OF SOUL”DJ SETも配信されます。

「サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)」公開記念番組
Encyclopedia of 「SUMMER OF SOUL」


■8/25水 19:00-|Encyclopedia of 「SUMMER OF SOUL」第一夜(Chapter1)
19:00-21:30 TALK:近田春夫、湯山玲子、サエキけんぞう
21:30-22:30 "SUMMER OF SOUL”DJ SET1:DJ JIN(RHYMESTER)

■9/1水 19:00--|Encyclopedia of 「SUMMER OF SOUL」第二夜(Chapter2)
19:00-21:30 TALK:<現在交渉中!!>
21:30-23:00 "SUMMER OF SOUL”DJ SET2:小嶋謙介(FISHMANS)

■50年封印されていた音楽フェスの頂点、ついに解禁!ウッドストックと同じ1969年の夏、160キロ離れた場所で、もう一つの歴史的な音楽フェスティバルが開催されていた。スティーヴィー・ワンダーや、B.B.キングら、ブラック・ミュージックのスターが集結し、30万人以上が参加したこの夏のフェスの名は、“ハーレム・カルチュラル・フェスティバル”。その映像は、なぜか誰の目にも留まることなくその後約50年も地下室に埋もれたままになっていた。ブラック・ミュージックの革命的祭典が、今蘇る!!!!!!!
スティーヴィー・ワンダー、スライ&ザ・ファミリー・ストーン、 ニーナ・シモン、B.B.キング、フィフス・ディメンション、デイヴィッ ド・ラフィン、マヘリア・ジャクソン、ステイプル・シンガーズ、グ ラディス・ナイト&ザ・ピップス・・・1969年夏、130キロ先のウッ ドストックとほぼ同時期に、これらの伝説的黒人アーティストたちが野外フェスティバルに集まった30万に向けて奇跡的なライブ演奏を行った。6月29日から8月24日までの6回の日曜に、この ハーレム・カルチュラル・フェスティバルはNYハーレムのマウント・ モリス公園で開催された。ニューヨーク州郊外で開かれたもうひとつのロック・フェスティバル、ウッドストックとは違い、ハーレム・カルチュラル・フェスティバルの映像は、その夏以降日の目を見ず、50年も地下室に眠る結果となり、この重要な祝祭は今日まで人の目に触れることはなかった。
今作で初監督ながら絶賛の中サンダンス映画祭 審査員大賞&観客賞(ドキュメンタリー部門)のW受賞に輝いたのは、5回のグラミー賞受賞、音楽・カルチャー界の最重要人物、アミール“クエ ストラブ”トンプソン。彼はこの監督デビュー作において、アフリ カン・アメリカンのミュージシャン、文化人、政治指導者の最高峰が集結し6週連続して開催され、時代を変えた黒人文化イベントの金字塔において発揮されたかつての重要な精神を、その類まれな知性・洞察力と溢れんばかりのエネルギーで見事に現代に甦らせた。
躍動感溢れる新たに修復された映像・サウンドと、出演したアーティストおよび参加者への新規インタビューを通して、『サマー・ オブ・ソウル』は公民権運動の先駆者とブラック・パワー・ムーブメントの新世代が同じ舞台に立ち、ソウル、R&B、ゴスペル、ブルー ス、ジャズ、ラテンを含む広いジャンルの音楽が一つの頂点に達し、 音楽のみならず、文化、ファッション、人生の選択を変える大きな 瞬間を明らかにする。このフェスティバルの当初の企画は、ニューヨーク市長ジョン・ リンゼイの協力のもと、カリスマ的なタレント/ミュージシャン、 トニー・ローレンスによって、マーチン・ルーサー・キング暗殺一 周忌を記念して立案された。テレビ業界のベテラン・プロデュー サー、ハル・トゥルチンはこのフェスティバルの撮影に乗り出したが、莫大な制作費をカバーするため、ステージを西向きに設置し、 結果的に自然光でフェスティバルを最初から最後まで収録するこ とに成功した。ニューヨーク市警もコンサートの各日に配備されていたが、ローレンスはブラックパンサー党にセキュリティーとして働いてもらうように援助を求めた―ハーレムの人々を警察から護るために。  
あの夏以降、トゥルチンの名付けた“ブラック・ウッドストック” はメディアからほとんど興味を持ってもらえなかった。「お金のやりくりが大変でした。黒人のライブは相手にされませんでしたから。」トゥルチンは2007年にスミソニアンに語っている。「しかし、いずれは価値が出て、だれかが興味を示すことは分かってい ました。」人目にほぼ触れることのなかった映像はその後50年間 倉庫に留まり、米国史上1回限りのこの特別なイベントはその姿を潜め続けていた―いまこの瞬間まで。
そして、8月27日金、TOHOシネマズ日比谷、渋谷シネクイント他、日本での全国ロードショーが確定!この公開を記念してDOMMUNEでは、「サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)」公開記念番組 Encyclopedia of 「SUMMER OF SOUL」と題し、8/25水と9/1水の2日間に渡り、スペシャル番組を生配信する!!!!! トークゲストには、近田春夫、湯山玲子、サエキけんぞう 他、独自の批評軸を持つ有識者の方々!そして番組後半は、RHYMESTERのDJ JIN、そしてFISHMANSの小嶋謙介が、"SUMMER OF SOUL”の熱いDJ SETを披露する!!!!! 超絶必見の2夜である!!!!!

詳細は以下のURLのページでご覧になれます。
https://www.dommune.com/streamings/2021/082501/