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エルヴィス・コステロ 『This Year's Model』の新作スペイン語アルバムのドキュメンタリー制作 トレーラー映像公開

2021/08/21 19:05掲載(Last Update:2021/08/27 17:21)
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Elvis Costello / Spanish Model
Elvis Costello / Spanish Model
エルヴィス・コステロ(Elvis Costello)は、エルヴィス・コステロ&ジ・アトラクションズ(Elvis Costello & The Attractions)のアルバム『This Year's Model』(1978年)の新ヴァージョン『Spanish Model』を9月10日に発売します。

このアルバムに合わせて、コステロは映像作家のホセ・ティランに依頼し、『Spanish Model』の制作過程を撮影。ドキュメンタリー・ショート・シリーズとして第1話が9月9日より公開されます。トレーラー映像あり。

『Spanish Model』は、『This Year's Model』をベースに、アトラクションズによるオリジナル・インストゥルメンタルに、スペイン語のアーティストによる新しいヴォーカルを加えたもの。コステロの歌詞をスペイン語に翻訳・翻案して歌うのはElsten Torres、Ximena Munoz、Luis Mitre、Andie Sandoval、Vegaなどのラテンポップスやロックのアーティストです。

『Spanish Model』はコステロの長年のコラボレーターで、グラミー賞やラテングラミー賞を多数受賞しているプロデューサーのセバスチャン・クリスがプロデュースしています。

ドキュメンタリー・ショート・シリーズについてコステロは「ホセがこの映画に込めたユーモアとハートが大好きです。みんなの声を聞き、新しい友人たちの顔を見ることができてよかった。みんなはここにいる。最後にもう一度、気持ちを込めて」とコメントしています。

ティランは「とてもユニークでまったく新しいコンセプトの作品なので、ストーリーテリングのプロセスは挑戦的で冒険的なものになった。オリジナルアルバムのDNA(音楽とテーマの両方)が、スペイン語圏のアーティストや聴衆と完全に共鳴していることは驚くべきことです」と語っています。

ドキュメンタリーのトレーラー映像


コステロは今回の新ヴァージョン『Spanish Model』についてこう話しています。

「『This Year's Model』は、欲望と、それが愛やファッション、女性に対する男性の視線、そして支配(特に私たち全員に対する政治的な支配)にどのように関係しているかをテーマにしています。

他の言語を話す人が出会わないようなものではないと思います。歌詞の中には、僕が英語の独特のイディオムを使っているために、少しわかりにくいものもあるかもしれませんが、僕は常に、礼儀正しい言葉の1つや2つも知らない他の言語のレコードに恋しています。あなたが反応するのは、人間性であり、誇りであり、悲しみであり、祝福なのです」

以下は以前に公開された映像・音源

Camiをフィーチャーした「La Chica de Hoy (This Year's Girl) 」


フアネス(Juanes)をフィーチャーした「Pump it Up」のスペイン語ヴァージョンのミュージックビデオ
■『Spanish Model』

1. No Action – Nina Diaz
2. (Yo No Quiero Ir A) Chelsea ((I Don't Want To Go To) Chelsea) - Raquel Sofía y Fuego
3. Yo Te Vi (The Beat) – Draco Rosa
4. Pump It Up – Juanes
5. Detonantes (Little Triggers) – La Marisoul
6. Tu Eres Para Mi (You Belong To Me) – Luis Fonsi
7. Hand In Hand – Francisca Valenzuela y Luis Humberto Navejas
8. La Chica de Hoy (This Year's Girl) – Cami
9. Mentira (Lip Service) – Pablo López
10. Viviendo en el Paraiso (Living In Paradise) – Jesse & Joy
11. Lipstick Vogue – Morat
12. La Turba (Night Rally) – Jorge Drexler
13. Llorar (Big Tears) – Sebastián Yatra
14. Radio Radio – Fito Páez
15. Crawling To The U.S.A. - Gian Marco y Nicole Zignago
16. Se Esta Perdiendo La Inocencia (Running Out Of Angels) - Vega