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リトル・リチャード「Tutti Frutti」のミニ・ドキュメンタリー映像公開

2021/08/19 17:58掲載
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Little Richard
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リトル・リチャード(Little Richard)「Tutti Frutti」のミニ・ドキュメンタリー映像『Songs That Changed Music: Little Richard - Tutti Frutti』(約13分)が公開。

プロデューサーのウォーレン・ハートは、初心者向けにプロフェッショナルなオーディオレコーディングのヒントを紹介するプロジェクト「Produce Like A Pro」を行っており、そのプロジェクトのシリーズのひとつとして、“音楽を変えた楽曲”のドキュメンタリー・シリーズ『Songs That Changed Music』を随時公開しています。最新エピソードは「Tutti Frutti」編でYouTubeにて公開されています。

ウォーレンは「50年代半ば、ロックンロールがポピュラー音楽の世界に登場し、リズム・アンド・ブルースのレコードが持つエネルギーとバイタリティを、より多くの人々に知ってもらうようになった。エルヴィス・プレスリーのように、ロックンロールの最初の演奏者の多くは、他人が作った曲のカヴァーを演奏していたが、リトル・リチャードは演奏者であると同時に作曲者でもあった。リトル・リチャードの最も重要なヒット曲のひとつは、ドロシー・ラボーストリーとの共作である“Tutti Frutti”という曲で、ロックンロールの歴史を決定づける瞬間を捉えた曲である。

誰もがこの曲に惹かれた。エルヴィス・プレスリーも1926年3月にカヴァーしている。ビートルズはツアー初期にライヴセットの一部として取り入れ、クイーンは80年代にツアーで演奏したこともある。 ロックンロールの基礎となる曲のひとつであり、ポピュラー音楽の歴史を大きく変えた曲であることは間違いない。2007年にMojo誌が発表した“世界を変えたレコード・トップ100”では1位に選ばれ、“ロックンロール誕生の音”と宣言されている。米国議会図書館ナショナル・レコーディング・レジストリは、2010年にリトル・リチャードのオリジナル・ヴァージョンを登録し、“抑えがたいビートに乗った唯一無二なヴォーカリングは、音楽の新時代を告げた”とコメントしている」と説明しています。