「ジーン・シモンズも『Music From "The Elder"』をキッスのワースト・アルバムと酷評している。悪いけどジーン、君は間違っている。あのレコードは、夢を見ようとしたことが唯一の罪である、ぶっ飛んだクラシックだった(確かに、理解できないコンセプチュアルな戯言を夢見ていたが、すべてを手に入れることはできない)。いや、本当に悪臭を放ったのは『Hot In The Shade』だ。11人のソングライターが参加しているにもかかわらず、記憶に残るような曲をひとつも作れないという、熱意のない駄作だ。最高のものを求めていたのか? 俺らはソフトロック界の重鎮、マイケル・ボルトンと共作したパワーバラードを手に入れた。ああ、キッスに乾杯」