ロサンゼルス　すべての野外イベントでマスク着用を義務付ける

米国ではライヴ・ミュージックが徐々に戻って来ていますが、Varietyなど米メディアによると、ロサンゼルス郡公衆衛生局は、新型コロナウイルスの感染者が急増していることを受けて、ワクチン接種の有無にかかわらず、大規模な屋外イベントの参加者にマスクの着用を義務付けるという新たな命令を出しました。この命令は現地時間8月19日午後11時59分から適用されます。

同局は7月に、コンサート、レストラン、ジムなどを含む、ほとんどの屋内スペースでのマスク着用義務を復活させる命令を出していました。

7月の段階では、1万人以上の参加者を対象とした屋外のメガイベントは含まれていませんでした。今回の命令では、これらのイベントも対象となり、コンサート、フェスティバル、スポーツイベントなどに影響があります。郡によると、この命令は、これらのイベントの運営者が口頭で伝えるとともに、すべての入場ポイントに目に見えるサインを設置することで施行されます。

同郡の命令では、「活発に飲食をしているとき」を除き、マスクの着用が義務付けられています。

ロサンゼルス郡公衆衛生局によると、8月16日の新規感染者は2,426人。現在の入院しているのは1,653人で、新たに亡くなったのは5人と報告しています。