Ray Charles, courtesy of the Ray Charles Foundation
レイ・チャールズ(Ray Charles)がカントリーミュージック殿堂(Country Music Hall of Fame)入りを果たすことになりました。
ベテランのセッション・ドラマーであるエディ・ベイヤーズ、ペダル・スティール・ギタリストのピート・ドレイク、そして母娘デュオのザ・ジャッズと共に、2021年度の殿堂入りアーティストに選ばれています。式典は2022年に行われます。
カントリーミュージック殿堂は、カントリーミュージック協会の会員による投票で決まる賞で毎年選出されます。
チャールズは、R&B、ソウル、ゴスペル音楽に貢献をしたことで広く知られていますが、公民権運動が盛んだった時代にカントリーミュージックの色の壁を取り払ったことでも知られています。
レイ・チャールズ財団のヴァレリー・アーヴィン理事長は、レイ・チャールズのカントリーミュージック殿堂入りを受けて、次のように述べています。
「言うまでもなく、レイ・チャールズはカントリーミュージックを愛していました。実際、彼は1962年に『Modern Sounds in Country and Western Music』の録音を決めたとき、多くのリスクを冒しました。レイ・チャールズが今この瞬間にどれほど喜び、光栄に思っているか、私には表現しきれません。殿堂入りした皆さん、おめでとうございます。レイ・チャールズが言うように“That is so nice(それはとても素敵なことです)”」