HOME > ニュース >

ドゥギー・ホワイト、93年のアイアン・メイデンのオーディションについて語る

2021/08/11 17:34掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Doogie White
Doogie White
レインボーやイングヴェイ・マルムスティーンなどでの活躍でも知られるヴォーカリストのドゥギー・ホワイト(Doogie White)は、1993年にブルース・ディッキンソンが脱退した後にアイアン・メイデン(Iron Maiden)のオーディションを受けています。当時のことを、出演したネット番組『Rocking With Jam Man』の中で語っています。

「ベルギーのブリュッセルでアルバムのレコーディングをしていたら、友人から電話がかかってきて、ブルースがツアーの終わりにアイアン・メイデンを脱退するから、(アイアン・メイデンのマネージメント会社である)サンクチュアリにテープを送った方がいいと言われたんだ。

それで、アルバム制作から帰ってきてから、4、5曲をまとめて送ったんだ。そうしたら、月曜日にアイアン・メイデンと一緒に歌うことになったと連絡があったんだ。

その後、20曲ほど入ったカセットをもらって、週末にそれを覚えなければならなかった。当時の僕は若かったので物覚えが良かった。月曜日には彼らと一緒に歌ったよ。

スタジオはスティーヴ・ハリスの家にあった。スタジオは古い農家の建物の中にあって、彼らは僕の周りに円を描くように立っていた。

ヤニック(ガーズ、ギター)、デイヴ(マーレイ、ギター)、スティーヴがいて、僕の後ろにはニコ(マクブレイン、ドラム)がいたので、少なくともドラムは後ろで鳴っていた。

ひたすら曲を演奏したよ。その後、お茶とビスケットを貰った。それから、また戻って何曲かやったんだ。その後、また誘われたよ。

でも、彼らはブレイズ(ベイリー)を選んだ。ブレイズは素晴らしい仕事をしたよ。そして、惑星は一直線に並び(※ブルース、エイドリアン・スミスが復帰し)、宇宙は救われ、アイアン・メイデンは地球上で最も偉大なメタル・バンドとなったんだ」