タワー・オブ・パワー(Tower of Power)での活躍でも知られるギタリストの
ブルース・コンテ(Bruce Conte)が死去。バンドのSNSでバンドのリーダーであるエミリオ・カスティーヨが明らかにしています。
以下、声明より
「私たちタワー・オブ・パワー・ファミリーは、親愛なる兄弟、ブルース・コンテが亡くなったことを残念に思います。ブルースは、私たちの50周年記念式典で一緒に演奏してくれましたし、長年にわたって何度も一緒に演奏し、一緒に笑ってきました。ブルースは、独特のサウンドを持つことで知られており、とても楽しい人でした。私たちは皆、彼と一緒に笑ったり演奏したりするのを懐かしく思うだろう。彼はRocco、Mic、Skip、そして他の人たちのところへ行ってしまいました」
著名なギタリストであるコンテは、タワー・オブ・パワーの黄金期ともいえる1972年から79年まで、そして2000年代初頭にもバンドに参加していました。最近ではタワー・オブ・パワーの50周年記念コンサートにも参加しています。
ブルース・コンテは米カリフォルニア州フレズノ生まれ。R&Bとジャズの両方に精通しており、1972年にカスティーヨがタワー・オブ・パワーのラインナップを変更し、コンテとリードシンガーのレニー・ウィリアムスを加えたときには、ベイエリアの人気者となっていました。このラインナップは象徴的なものとなり、今では名盤として知られている複数のアルバムをリリースし、バンドの評判を確固たるものにしました。
1979年にグループを脱退したコンテは、数年にわたって数多くのソロアルバムを発表し、アース・ウインド&ファイアーのスピンオフグループであるアル・マッケイ・オールスターズにも参加しました。
コンテは人生の最後の10年間、糖尿病と白血病を患っていたと言われています。