エイフェックス・ツイン(Aphex Twin)こと
リチャード・D・ジェイムス(Richard D. James)の姉であるジュリー・ジェイムスは現在、ウェールズの気候変動担当大臣を務めていることが、英BBCのインタビューで明らかにされています。
ジュリーはリチャードの14歳上の姉で、ウェールズ労働党の政治家です。
インタビューで彼女は長年のパートナーを交通事故で亡くした悲劇を振り返っています。
また彼女は、いつも彼女を訪ねてくるという弟リチャードについても語っています。
彼女をはじめとする家族は、リチャードのことを「とても誇りに思っている」そうですが、ファンなのかと尋ねられた彼女はこう答えています。
「とってもね。でも、すべてではないわ。チャーリー・ブルッカーが言っていたように、CTスキャナーの中に1時間いるようなものもあるのよ。
でも、中には素晴らしいものもある。彼は美しいジャズを書く。フィリップ・グラスとのコラボレーションも素晴らしいし、彼のアンビエント作品の多くは素晴らしいものばかりよ」。
また、ウェールズ労働党の前党首であるカーウィン・ジョーンズが退任した際、彼女は退職祝いとしてエイフェックス・ツインの『Collapse EP』を贈ったそうです。BBCから「彼がいつもそれを聞いていると思っていますか?」と尋ねられた彼女は「きっと」と言い、皮肉っぽく笑っています。