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ピンク・フロイド『原子心母(箱根アフロディーテ50周年記念盤)』から新発見映像「原子心母」のダイジェスト映像&パッケージ開封動画公開

2021/08/04 11:00掲載(Last Update:2021/08/04 13:12)
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ピンク・フロイド 箱根アフロディーテ (photo by Noriaki Nagaya)
ピンク・フロイド 箱根アフロディーテ (photo by Noriaki Nagaya)
半世紀前のピンク・フロイド(Pink Floyd)の初来日公演「箱根アフロディーテ」の新発見映像を収録した日本独自企画盤『原子心母(箱根アフロディーテ50周年記念盤)』の発売(8月4日)にあわせ、新発見映像「原子心母(Atom Heart Mother)」のダイジェスト映像が公開。またパッケージ開封動画も公開されています

●新発見映像「原子心母(Atom Heart Mother)」のダイジェスト映像


●パッケージ開封動画


この作品は、『原子心母』の7インチ紙ジャケットにCDと50年前の新発見映像をBlu-rayに収録した2枚組、更に①「未発表写真満載のフォト・ブック」②「箱根アフロディーテ・パンフレット」③「会場案内図チラシ」④「大阪公演ポスター」⑤「箱根アフロディーテ・チケット」を復刻した5大特典付き。

以下インフォメーションより

箱根アフロディーテの16㎜フィルムが新たに発見されたのが2016年、そこから発売までの制作過程を語る担当者のインタビューもソニー・ミュージックのサイトで公開されている。

●制作担当者が明かす!発売までのもうひとつのドラマ。「50年の時を経て甦る、伝説のピンク・フロイド『箱根アフロディーテ』」
前編: https://cocotame.jp/series/022039/
後編: https://cocotame.jp/series/022055/

「箱根アフロディーテ」は今からちょうど50年前の1971年8月6日と7日2日間に渡って箱根芦ノ湖畔成蹊学園所有乗風台で開催された、ニッポン放送主催、海外アーティストを招聘した日本初の大規模野外ロック・フェスティヴァル。ジャンルを超えた当時の日本のアーティストとともに、海外からはピンク・フロイド、1910フルーツガム・カンパニー、バフィー・セントメリーが参加した、いわゆるフジロックやサマーソニックの原点ともいえる伝説の野外ロック・フェスだった。前日は大雨という最悪のコンディションで、前例やマニュアルもない中、50年前の日本人たちが様々な困難を乗り越えてこのイベントを作り上げていく物語がデジタル・ブックレット『追憶の箱根アフロディーテ1971』に収録されている(商品封入されているアドレスからアクセスしていただくと、スペシャル・ブックをご覧いただけます)。箱根アフロディーテを作り上げた主催のニッポン放送より、亀渕昭信(当時オールナイトニッポンDJ)、井村文彦(当時ニッポン放送事業部主任・故人)、佐々光紀(当時ニッポン放送制作部副部長)が貴重秘話を、日比野宏明(ヒビノ株式会社取締役会長)が日本のコンサート音響と箱根アフロディーテの影響を、そして、音楽評論家の立川直樹、伊藤政則がピンク・フロイドのライヴについて語る、箱根アフロディーテの関係者や目撃者たちの証言・体験談が未発表写真とともに綴られていく。

ピンク・フロイドの箱根アフロディーテ公演時映像は、これまで「原子心母 (Atom Heart Mother)」の1曲のみ存在は確認されていたものの、そのマスターの行方やこの映像が撮影されたいきさつも含めて長年の間“謎”に包まれていた。しかし、遂に、この映像の当時の16mmのオリジナル・フィルムを半世紀の月日を経て発見。最新技術で16mmフィルムから一コマずつデジタル化、長い年月をかけてフィルムのノイズやゴミを丁寧に取り除くレストア(修復)、リマスター作業を行ない、ピンク・フロイド側との交渉の末、「箱根アフロディーテ」50周年のタイミングで日本のみの商品化が実現した。ライヴ映像(音源も箱根アフロディーテ・ライヴ音源)はもとより、オフショットや空港、ホテル、記者会見、新幹線、空の色や当時の日本の風景etc.・・・ピンク・フロイドの日本の“聖杯”とも呼べる歴史的映像が驚愕の美しさで鮮やかに甦る。

更に、3分ほどのピンク・フロイドのクルーを追いかけたB-Roll映像も新発見。ホテルから機材を積んでトラックで運び、現地で前日の大雨で泥濘にはまった機材車をブルドーザーが引っ張っている様子など、短いながらも当時の会場設営風景を初めて垣間見ることのできる貴重な映像となっている(Blu-rayにボーナス映像として収録)。また、今回新たに数多くの未発表写真も発見され、全60ページのスペシャル・フォト・ブックに収録。1971年ピンク・フロイド初来日時のドキュメンタリーを写真で振り返ることができる。

ピンク・フロイドのドラマー、ニック・メイスンは最新インタビューで当時を振り返り、今回新発見された映像と箱根の思い出をこう語っている

「日本の皆さん、箱根アフロディーテで私たちがプレイしてから50年が経ったことを、一緒に祝うことができて嬉しいよ。あれは私が今でも大きな愛着をもって記憶しているギグの1つであることは間違いない。他のメンバーもみなそう思っていると確信している。映像も見たよ。素晴らしかったね。50年前の私たちがどんないでたちでどんな音をやっていたかをスナップショットのようにとらえていた。そして、初めて日本に行った時のことを思い出したよ。出演できて楽しかったし、私たちにとっては異国情緒を満喫できた特別なアドベンチャーだった。この作品をみんなも楽しんでくれることを願っているよ」(Nick Mason)

日本独自の素材が許諾されたものとしてはピンク・フロイド史上初の日本独自企画プロジェクト、『原子心母(箱根アフロディーテ50周年記念盤)』。究極の日本が世界に誇る音楽遺産ともいえる歴史的価値ある新発見映像、当時の空気感を詰め込んだ特典満載のスペシャル・パッケージとともに、半世紀前に想いを馳せて欲しい。

●詳細はこちら
ピンク・フロイド『原子心母(箱根アフロディーテ50周年記念盤)』特設サイト:https://www.110107.com/pinkfloyd_AHM50th

【ピンク・フロイド初来日公演について】
当時はアルバム『原子心母』を1970年10月発表後、『おせっかい』はまだ発表前(1971年11月発売)という時期。ピンク・フロイドは「箱根アフロディーテ」フェスの大トリで出演。長いサウンド・チェックの後、「原子心母」でスタートし、「ユージン、斧に気をつけろ」「太陽賛歌」「エコーズ」「神秘」と全5曲を演奏(8/7は2曲目に「グリーン・イズ・ザ・カラー」を追加)。ステージの後ろには山、森に囲まれ、背後には芦ノ湖。新曲(当時未発売)の「エコーズ」を初披露した際には湖側から霧が立ち込め、野外で自然が演出した予期せぬ舞台効果もあり、神秘的、幻想的な伝説のライヴとして語り継がれることになった。1971年のピンク・フロイドの初来日スケジュールは、8/1日本航空便で12時15分羽田国際空港に到着。8/2ホテルニューオータニ3F「橘の間」にて記者会見。8/6,7箱根アフロディーテ公演のあと8/9には大阪フェスティバルホールで公演を行ない、8月10日に次の公演地オーストラリアへ向けてカンタス航空で旅立っている。


ピンク・フロイド『原子心母(箱根アフロディーテ50周年記念盤)』パッケージ写真
●ピンク・フロイド『原子心母(箱根アフロディーテ50周年記念盤)』
Pink Floyd / Atom Heart Mother (Hakone Aphrodite 50 Anniversary Edition)
2021年8月4日発売 SICP-6396〜7 (CD+BD 2枚組)6,600円(税込)6000円(税抜)
完全生産限定盤/日本独自企画/7インチ紙ジャケット仕様/5大特典封入

収録内容: CD:アルバム『原子心母』 / Blu-ray:「原子心母」(箱根アフロディーテ1971)+ 「スコット&ワッツ」(箱根アフロディーテB-roll)
<DISC1:CD> 原子心母 Atom Heart Mother
1.原子心母(父の叫び/ミルクたっぷりの乳房/マザー・フォア/むかつくばかりのこやし/喉に気をつけて/再現)
2.もしも
3.サマー’68
4.デブでよろよろの太陽
5.アランのサイケデリック・ブレックファスト(ライズ・アンド・シャイン/サニー・サイド・アップ/モーニング・グローリー) 

<DISC2:Blu-ray Disc>
1.原子心母(箱根アフロディーテ1971) 16:08
2.スコット&ワッツ(箱根アフロディーテB-Roll<ボーナス映像>) 3:11

【ピンク・フロイド初来日、箱根アフロディーテ50周年を
記念したスペシャル・パッケージ】
●ピンク・フロイド初の7インチ紙ジャケット仕様(当時の来日記念帯復刻)

●当時の未発表写真を多数発見!日本独自スペシャル・フォト・ブックレット他、5大特典封入
①「未発表写真満載!全60Pスペシャル・フォト・ブック」
②「箱根アフロディーテ・パンフレット」復刻
③「会場案内図チラシ」復刻 
④「大阪公演ポスター」復刻
⑤「箱根アフロディーテ・チケット」復刻

●デジタル・ブックレット『追憶の箱根アフロディーテ1971』
商品封入されているアドレスからアクセスしていただくと、箱根アフロディーテの関係者や目撃者たちの証言、体験談、貴重秘話、血と汗と涙の物語を収録したスペシャル・ブックをご覧いただけます:亀渕昭信(当時オールナイトニッポンDJ/アフロディーテ Aステージ進行担当)/立川直樹/伊藤政則/佐々光紀(当時ニッポン放送制作部副部長/箱根アフロディーテ制作総合プロデューサー)/井村文彦(当時ニッポン放送事業部主任)/日比野宏明(ヒビノ株式会社取締役会長)他)

●限定復刻「箱根アフロディーテ」Tシャツ・プレゼント!
(応募券は商品封入。応募締切:2021年11月1日)