Miles Davis / The Lost Concert
マイルス・デイヴィス(Miles Davis)が1991年にフランスのパリのラ・ヴィレットにあるLa Grande Halleで行ったコンサート。この模様を収めたライヴ・アルバム『The Lost Concert』が、没後30年を迎える命日(9月28日)の翌日9月29日に発売されます。
リリース元はSleepy Night Recordsで、『The Lost Septet』『The Lost Quintet』と続いた『The Lost』3部作の最後を飾る作品。
「マイルス・アンド・フレンズ」と宣伝されたこのコンサートでマイルスと共演したのは、1950年代、60年代、70年代、80年代に一緒に活躍した音楽仲間たちで、チック・コリア、ビル・エヴァンス、アル・フォスター、スティーヴ・グロスマン、ハービー・ハンコック、デイヴ・ホーランド、ダリル・ジョーンズ、ジョン・マクラフリン、ジャッキー・マクリーン、ジョン・スコフィールド、ジョー・ザヴィヌルが参加。マイルスのバンドメンバーはKenny Garrett、Foley、Deron Johnson、Richard Patterson 、Ricky Wellman。
コンサートでは最初の3曲のみマイルスのバンド・メンバーによる演奏で、その後にスペシャル・ゲストがさまざまな組み合わせで登場し、マイルスのバンド・メンバーと混ざり合い、50年代と60年代の楽曲を数多く演奏しています。またプリンスが書いた曲などもあり、コンサートの最後には、ほぼ全員がステージに上がり、“Jean-Pierre”を演奏しています