Charles Connor and Slim Jim Phantom
リトル・リチャードのドラマーとして知られ、ジェームス・ブラウンやサム・クックなどとも共演したチャールズ・コナー(Charles Connor)が死去。86歳でした。
コナーの娘であるクイニー・コナー・ソーンフェルドによると、コナーは7月31日の早朝、米カリフォルニア州グレンデールの自宅でホスピスケアを受けている最中に、安らかに眠りについたとのことです。娘によると、コナーは正常圧水頭症と診断されていました。
娘はコナーを「偉大な父親」と呼び、常に前向きで、夢をあきらめない人だったと語っています。
「父は、ロックンロールというジャンルを創り上げた、職人のようなドラマーの一人でした。1950年代には多くの伝説的なミュージシャンの後ろで演奏していました。彼は愛すべき祖父であり、家族をとても誇りに思っていて、ロックンロールへの貢献をとても誇りに思っていました」
コナーは12歳のときにドラムを始め、その3年後の1950年にプロとしてのキャリアをスタートさせています。以降、さまざまなミュージシャンのツアーに参加しました。
訃報を受け、友人のストレイ・キャッツのスリム・ジム・ファントムが追悼コメントを発表しています
「真の友人、チャールズ・コナーの死を悼む。チャールズはリトル・リチャード&ザ・アップセッターズのドラマーとしてロッキン・スウィングをもたらした。最初のレコーディングとツアーは革命的で、今ではクラシックとなっている。“The Girl Can't Help It”のドラムは彼だし、“Keep a Knockin”のクラシックなドラムイントロを考案したのも彼だ。俺は彼を愛していたし、彼と友人であったことを誇りに思う」