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アリス・イン・チェインズのジェリー・カントレル 19年ぶりの新ソロアルバム発売 新曲MVあり

2021/07/30 13:28掲載
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Jerry Cantrell / Brighten
アリス・イン・チェインズ(Alice In Chains)ジェリー・カントレル(Jerry Cantrell)は、19年ぶりの新ソロ・アルバム『Brighten』を10月29日発売。

ソロ・アルバムは2002年にリリースした2部構成の『Degradation Trip』以来。

このアルバムはカントレルと、映画『300』『ジョン・ウィック』の作曲家タイラー・ベイツによる共同プロデュース作品。

レコーディングには、ガンズ・アンド・ローゼズのダフ・マッケイガン(Duff McKagan)、元デリンジャー・エスケイプ・プランのグレッグ・プチアート(Greg Puciato)とギル・シャローン、ポール・マッカートニー・バンドのエイブ・ラボリエルJr.、ペダル・スチール・ギタリストのマイケル・ローゾ、ヴィンセント・ジョーンズなど、多くのミュージシャンが参加しています。

カントレルはプレスリリースで新作について、こう述べています。

「バンドに参加してもうすぐ34年になる。これは常に俺の最優先事項だけど、さまざまなことを探求し、成長し続ける仕事に新たな章を加えるのは素晴らしいことだ。前回のAICのツアーが終わった後、俺は自分自身のレコードを作る可能性に心を向けた。

70年代の古いレコードのように、多くのミュージシャンが演奏した。だから、決まったバンドではない。以前に一緒に仕事をしたことのあるダフ、タイラー、ギルなどの友人と一緒に、これまでにない大勢の人たちと音楽を作ることができたよ」。

アルバムからの1stシングルは「Atone」で、ダフ・マッケイガン、グレッグ・プチアート、ギル・シャローンが参加。ミュージックビデオが公開されています。

この曲についてカントレルは「この曲は20年以上前から頭の中にあって、俺を悩ませていた。良いアイデアが最高の形になるまでには、しばらく時間がかかることがある。“Atone”もそうだった」と述べています。

アルバムはエルトン・ジョン「Goodbye」のカヴァーで締めくくられていますが、カントレルによると、このカヴァーはエルトン自身が賞賛しているという。

「エルトンへの敬意を込めて、彼がいいと言わなければ入れなかった。俺がレイン(ステイリー、元アリス・イン・チェインズのヴォーカリスト)のために書いた“Black Gives Way To Blue”(アリス・イン・チェインズの通算4作目アルバムのタイトル曲)では、彼がピアノを弾いていたので、エルトンに連絡をして聴いてもらい、“絶対に使うべきだ”と言ってもらえた。エルトン本人から許可が貰えたんだ。レコードを閉じるのに、これ以上の方法はないと思ったよ」とカントレルは語っています。

■『Brighten』

1. “Atone”
2. “Brighten”
3. “Prism of Doubt”
4. “Black Hearts and Evil Done”
5. “Siren Song”
6. “Had To Know”
7. “Nobody Breaks You”
8. “Dismembered”
9. “Goodbye” (Elton John cover)