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ピンク・フロイドのニック・メイスン 箱根アフロディーテを語る ニッポン放送特番でメッセージ放送

2021/07/28 11:01掲載
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ピンク・フロイド 箱根アフロディーテ (photo by Noriaki Nagaya)
ピンク・フロイド 箱根アフロディーテ (photo by Noriaki Nagaya)
7月29日(木)に放送される、ニッポン放送特番『伝説の箱根アフロディーテから50年〜ピンク・フロイド貴重音源、奇跡の発掘〜』では、ピンク・フロイド(Pink Floyd)のドラマー、ニック・メイスン(Nick Mason)と、ピンク・フロイドから多大な影響を受けたという松任谷由実が番組に寄せたメッセージがオンエアされます。

ニック・メイスンが当時を振り返り、今回新発見された映像と箱根の思い出について語ったコメントあり。

以下インフォメーションより

伝説のロックフェスから50年、あの“熱狂の夜”を振り返る、ニッポン放送特別番組『伝説の箱根アフロディーテから50年〜ピンク・フロイド貴重音源、奇跡の発掘〜』がいよいよ明日7月29日(木)19時40分から100分間の生放送となるが、ピンク・フロイドのドラマー、ニック・メイスンと、ピンク・フロイドから多大な影響を受けた松任谷由実が番組に寄せたメッセージがオンエアされることが決定した。

ニック・メイスンのインタビューは先週7月22日(木)にロンドンと東京をZOOMでつないで収録されたもので、もともとインタビューすることが非常に困難なピンク・フロイドだが、初来日50周年記念特番のために急遽実現した。インタビューの中でニック・メイスンは当時を振り返り、今回新発見された映像と箱根の思い出をこう語っている

「箱根アフロディーテはとても興味深いコンサートだったよ。私たちも結構長い間話題にしていたんだ。異色の経験だったからね。ミニ・ウッドストックという感じで演奏していてとても心地よい環境だった。私たちの日本での演奏の中でもベストの部類に入るものだ。映像も見たよ。素晴らしかったね。50年前の私たちがどんないでたちでどんな音をやっていたかをスナップショットのようにとらえていた。そして、初めて日本に行った時のことを思い出したよ。並外れた大冒険のような気がしていたからね。アメリカのツアーはやっていたけど、当時の日本は私たちにとっては本当に異国で、日本のことはあまり知るよしもなかったんだ。うちの孫たちはスシやサシミが大好きで日本料理店が大のお気に入りだけど、私たちは…(思い出し笑い)…生魚の載ったお皿が出てきたときには唖然としたものだよ。(笑)」

「日本のファンの皆さん、箱根アフロディーテで私たちがプレイしてから50年が経ったことを、一緒に祝うことができて嬉しいよ。あれは、私が今でも大きな愛着をもって記憶しているギグの1つであることは間違いない。他のメンバーもみなそう思っていると確信している。出演できて楽しかったし、私たちにとっては異国情緒を満喫できた特別なアドベンチャーだった。」

今回の特別番組でパーソナリティを務めるのは、『箱根アフロディーテ』Aステージで進行を担当した亀渕昭信と、高校3年生で岩手から『箱根アフロディーテ』を観に行った伊藤政則。新たに発見された『原子心母 (箱根アフロディーテ50周年記念盤)』からの貴重な当時のライヴ音源をラジオ初オンエアするのはもちろんのこと、イベントの熱狂を実体験した当事者が伝説の夜を振り返る。ステージMCを担当した、伝説のラジオDJ・糸居五郎の当時の生々しいナレーションも本邦初公開となるので、そちらも大注目だ。

番組では当時「箱根アフロディーテへ行った方」からのメッセージやピンク・フロイドに関するメッセージをpink@1242.com で募集。メッセージを寄せていただいた方の中から復刻Tシャツなど、この日のみの特別なアイテムもプレゼントする。

【ニッポン放送特番について】
伝説のロックフェスから50年、あの“熱狂の夜”を振り返るニッポン放送特別番組
■番組タイトル:『伝説の箱根アフロディーテから50年〜ピンク・フロイド貴重音源、奇跡の発掘〜』
■放送日時:2021年7月29日(木)19時40分〜21時20分 生放送
■パーソナリティ:亀渕昭信、伊藤政則
■番組メールアドレス:    pink@1242.com
◆radikoタイムフリーURL:  http://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20210729194000

【箱根アフロディーテについて】
ロック界のレジェンドとして世界的名声を誇ったピンク・フロイドの初来日公演としても知られる、伝説のロックフェス『箱根アフロディーテ』。その会場になったのは、箱根芦ノ湖畔にあって成蹊学園の寮になっている約6万坪の乗風台。広大な敷地の一部にメインステージを設け、数百メートル離れた窪地にやや小さいステージを作って、それぞれ山ステージ、谷ステージと呼んで、並行的に演奏がおこなわれた。イベントにはピンク・フロイドのほかにも日本側からハプニングス・フォー、モップス、赤い鳥、ダークダックス、渡辺貞夫グループをはじめ10数アーティストが参加。海外からは「トレイン」がヒット中だったバブルガム・ロックの人気バンド“1910フルーツガム・カンパニー”や、「サークル・ゲーム」がチャートインしていたフォーク・シンガーのバフィー・セントメリーも出演した。ピンク・フロイドの初来日公演時の「原子心母」の映像は、マスターの行方や撮影されたいきさつも含めて長年の間「謎」に包まれていた。しかし、遂に当時の16mmオリジナル・フィルムを発見。長い年月をかけてデジタル化、レストア、リマスターを施し、ピンク・フロイド側との交渉の末、遂に50周年のタイミングで日本のみの商品化が実現。来る2021年8月4日に『原子心母 (箱根アフロディーテ50周年記念盤)』が発売される。
●ピンク・フロイド『原子心母(箱根アフロディーテ50周年記念盤)』
Pink Floyd / Atom Heart Mother (Hakone Aphrodite 50 Anniversary Edition)
2021年8月4日発売 SICP-6396〜7 (CD+BD 2枚組)6,600円(税込)6000円(税抜)
完全生産限定盤/日本独自企画/7インチ紙ジャケット仕様/5大特典封入

収録内容: CD:アルバム『原子心母』 / Blu-ray:「原子心母」(箱根アフロディーテ1971)+ 「スコット&ワッツ」(箱根アフロディーテB-roll)
<DISC1:CD> 原子心母 Atom Heart Mother
1.原子心母(父の叫び/ミルクたっぷりの乳房/マザー・フォア/むかつくばかりのこやし/喉に気をつけて/再現)
2.もしも
3.サマー’68
4.デブでよろよろの太陽
5.アランのサイケデリック・ブレックファスト(ライズ・アンド・シャイン/サニー・サイド・アップ/モーニング・グローリー) 

<DISC2:Blu-ray Disc>
1.原子心母(箱根アフロディーテ1971) 16:08
2.スコット&ワッツ(箱根アフロディーテB-Roll<ボーナス映像>) 3:11

<ピンク・フロイド初来日、箱根アフロディーテ50周年を記念したスペシャル・パッケージ>
●ピンク・フロイド初の7インチ紙ジャケット仕様(当時の来日記念帯復刻)
●当時の未発表写真を多数発見!日本独自スペシャル・フォト・ブックレット他、5大特典封入
①「未発表写真満載!全60Pスペシャル・フォト・ブック」
②「箱根アフロディーテ・パンフレット」復刻
③「会場案内図チラシ」復刻 
④「大阪公演ポスター」復刻
⑤「箱根アフロディーテ・チケット」復刻
●デジタル・ブックレット『追憶の箱根アフロディーテ1971』
(商品封入されているアドレスからアクセスしていただくと、箱根アフロディーテの関係者や目撃者たちの証言、体験談、貴重秘話、血と汗と涙の物語を収録したスペシャル・ブックをご覧いただけます:亀渕昭信(当時オールナイトニッポンDJ/アフロディーテ Aステージ進行担当)/立川直樹/伊藤政則/佐々光紀(当時ニッポン放送制作部副部長/箱根アフロディーテ制作総合プロデューサー)/井村文彦(当時ニッポン放送事業部主任)/日比野宏明(ヒビノ株式会社取締役会長)他)

■ニッポン放送で特番決定!
『伝説の箱根アフロディーテから50年〜ピンク・フロイド貴重音源、奇跡の発掘〜』
7月29日(木)19時40分〜21時20分生放送決定!詳しくはこちら
 https://www.sonymusic.co.jp/artist/PinkFloyd/info/531188

■彫刻の森美術館イベント!
50年後の箱根で甦る!ピンク・フロイド箱根アフロディーテ50周年記念「追憶のピンク・フロイド オーディオライブ」が50年後の同日8月6日、7日、箱根の「彫刻の森美術館」で開催!詳しくはこちら
https://www.hakone-oam.or.jp/specials/2021/tsuiokunopinkfloyd/