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元スリップノットのドラマー、ジョーイ・ジョーディソンが死去

2021/07/28 07:37掲載(Last Update:2021/07/28 07:45)
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Joey Jordison
Joey Jordison
スリップノット(Slipknot)のドラマー、ジョーイ・ジョーディソン(Joey Jordison)が死去。彼の家族が明らかにしています。46歳でした。

以下、家族の声明より。

「多作なドラマーであり、ミュージシャン、アーティストでもあるジョーイ・ジョーディソンが2021年7月26日、46歳の若さで安らかにこの世を去ったという訃報をお伝えするのは、胸が張り裂ける思いです。

ジョーイの死は、私たちに空虚な心と言葉では言い表せない悲しみの感情を残しました。

ジョーイを知っている人たちには、彼の機転の速さ、優しい性格、巨大な心、そして家族と音楽のすべてに対する愛が理解されていました。

ジョーイの家族は、友人、ファン、メディアに対し、この信じられないほど困難な時期に、私たちがプライバシーと平和を必要としていることを尊重してくれるよう求めています。

家族はプライベートな葬儀を行う予定で、メディアや一般の方々には彼らの意思を尊重していただきたいと考えています」

米ローリングストーン誌は、ジョーディソンの家族の担当者がジョーディソンは睡眠中に安らかに亡くなったと述べたと伝えていますが、死因については明らかにされていません。

ジョーディソンは、1975年アイオワ州デモイン生まれ。若い頃はドラムやギターを演奏しており、1995年末にスリップノットに参加する前は、地元のバンドModifidious、The Rejects、Have Notsで活動していた。

スリップノットでは1999年の『Slipknot』、2001年の『Iowa』、2004年の『Vol. 3: The Subliminal Verses』、2008年の『All Hope Is Gone』の4枚のスタジオ・アルバムに参加した。

ジョーディソンは、その信じられないほどの速さと精密さを兼ね備えた演奏スタイル(特にダブルキック・ドラミング)で有名になり、2010年にはリズム・マガジン誌の読者投票で「世界最高のドラマー」に選ばれた。

ジョーディソンは2013年までスリップノットに在籍していたが、2010年にベーシストのポール・グレイが亡くなってから初のアルバムとなる『.5: The Gray Chapter』のレコーディングを控えているときに脱退。ジョーディソンはその後、当時は動きを制限する神経症状に悩まされていたことを明らかにしていた