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『ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀』のヒロイン役リー・トンプソン リブート版の監督に意欲

2021/07/27 13:25掲載
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ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀
ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀
『ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀』のヒロイン役を務めたリー・トンプソンは、今月初め、『ハワード・ザ・ダック』がツイッターでトレンドになっているのを見て、「もし私が(ハワード・ザ・ダックの)マーベル・リブート作品の監督をすることになったらどうする?」と投稿。これは冗談ではなく、トンプソンは実際に自分が監督を務める新作映画の構想をマーベルに提案したことがあったと判明しています。

ハリウッド・リポーター誌は、この映画の35周年を記念して特集記事を公開。トンプソンのインタビューも掲載されています。

トンプソンはインタビューの中で「『ハワード・ザ・ダック』を恥ずかしいと思ったことはない」と断言。さらに、彼女は以前から、このキャラクターを使った別のプロジェクトに参加したいと考えていて、実際、トンプソンは、自分が監督を務める新作映画の構想をマーベルに提案したこともあると説明しています。

トンプソンは「ジョー・キノーンズがプレゼンテーション資料のアートを担当しました。彼とチップ・ズダルスキーが『ハワード・ザ・ダック』のコミック本の最終回を担当したからね。チップと私は一緒に仕事をして、本当に素晴らしい企画を考えました。マーベルはこの企画を気に入ってくれましたが、彼らはそれぞれのキャラクターに対して異なる計画を持っています。私は、映画と漫画の両方のファンを本当に理解している人間だと思っているので、とても良い仕事ができると思っています」と説明しています。

トンプソンがリブート版の監督を目指すことをツイートしたのは、どれだけの人が興味を持つかを測る試みでした。ファンもその考えに賛同しているようで、「リブート版を監督することになったら」の投稿には8,000件近い「いいね!」がつき、希望に満ちたコメントが続々と投稿されています。

ハリウッド・リポーター誌の特集では、この映画の制作についての興味深い事実もいくつか含まれています。

例えば、ロビン・ウィリアムズが当初、ハワードの声を担当していましたが、アヒルのアニマトロニクス(生物を模したロボットを使う特殊効果)と声を同期させることが不可能だったため、最初の1週間で辞めてしまったそうです。

ウィリアムズの代わりにハワードの声を担当することになったチップ・ジーンは、こう振り返っています。

「私が聞いた話では、3日目にロビンが“こんなことはできない”と言ったそうです。“狂気の沙汰だ。リズムがつかめないんだ。私は監禁されている。アヒルの羽ばたきに合わせるために手錠をかけられているんだ”と言っていました」