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アイアン・メイデン「The Writing On The Wall」のアニメビデオ 誕生のきっかけはラムシュタインのMV

2021/07/22 12:50掲載
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Iron Maiden
Iron Maiden
アイアン・メイデン(Iron Maiden)のフロントマン、ブルース・ディッキンソン(Bruce Dickinson)によると、バンドの最新シングル「The Writing On The Wall」のアニメーション・ミュージックビデオは、ラムシュタイン(Rammstein)「Deutschland」のミュージックビデオがきっかけで生まれたものだという。Kerrang!誌のインタビューの中で明らかにしています。またブルースは、新アルバム『Senjutsu』を制作している最中にアキレス腱を切ってしまい、レコーディングでは、松葉杖をついて立ち、医療用ブーツを履いて曲の一部を録音したことがあったことも同誌で話しています。

最新シングル「The Writing On The Wall」のアニメーション・ミュージックビデオについてブルースはこう話しています

「俺は(アイアン・メイデンのマネージャーである)ロッド(スモールウッド)に“ラムシュタインのDeutschlandのビデオを見たことがあるかい?”と言った。あれは俺にとっては画期的なビデオだ。驚異的なものだよ。俺たちはラムシュタインじゃないから、そんなことをしろとは言いません。でも、これと同等のインパクトを与えることができるものを考えよう。そこで、ビデオのストーリーボードを書き、少し手を加えて、ハッピーエンドにしたんだ」

今回のインタビューでは、アキレス腱断裂がスタジオでどのような影響を与えたのかについても語っています。

「レコーディングの最後の数曲は松葉杖をついて、足を固定するための大きな医療用ブーツを履いてやったんだ」「(2019年の)4月末に切れてしまったんだ。36時間後には足を縫い合わせていた。手術の24時間後には、足が風船くらいの大きさになった状態で、スタジオで歌っていたんだ」

ブルースは回復期の様子を次のように語っています。「1ヶ月間、ブーツを履いていた。それを外して、さらに2週間のリハビリを受けた。その後、再び歩けるようになるのに4ヶ月間かかった。あのアメリカと南米のツアーでは、大きなショーでは、ちゃんと歩けなかったから、ただごまかしていたんだ」

「The Writing On The Wall」のアニメーション・ミュージックビデオ