80年代初頭にはラッシュの「Red Barchetta」、「Limelight」、「Freewill」、「Tom Sawyer」などのライヴ・プロモーション・ビデオを制作。その後、スキャンダルの「Love's Got a Line on You」を手がけ、それ以降、コロムビア・レコードの常連ディレクターとなる。イアン・ハンター「All of the Good Ones Are Taken」、クラレンス・クレモンズ「A Woman's Got the Power」、ラヴァーボーイ「Queen of the Broken Hearts」、マイケル・ボルトン「Fool's Game」などのビデオを撮影した。
ミュージックビデオのフォーマットが黄金期を迎えたとき、カーハンはその名を冠したプロダクション会社を設立。ボン・ジョヴィ「In and Out of Love」「She Don't Know Me」、モトリー・クルー「Too Young to Fall in Love」、ジミー・ペイジとポール・ロジャースのザ・ファーム「Satisfaction Guaranteed」、スコーピオンズ「I'm Leaving You」のビデオを手掛ける。またキッスが初めてメンバーがノーメイクで撮影したミュージックビデオである「Lick It Up」と「All Hell's Breakin' Loose」もカハンが監督した。