B.B.キング(B.B. King)が初めて所有したアコースティック・ギターが7月末のオークションに出品されます。
競売業者のPalm Beach Private Capital LLCによると、このギターは細長いパーラー・ギターで、3本の「オリジナル・ガット」弦が残っているとのことです。
1920年代に作られたというこのギターは、1931年、キングの母親のいとこでブルースマンのブッカ・ホワイトから贈られたものだと言われています。当時B.B.キング(ことライリーB.キング)はまだ6歳で、ミシシッピ州インディアナラの近くで母方の祖母に育てられていました。
キングは地元の牧師から最初のコードを教わったと言われていますが、ブッカ・ホワイトはこの若いギタリストに大きな影響を与えたと考えられています。
実際、ホワイトはキングよりもずっと前にメンフィスに渡っており、1946年にキングがメンフィスに到着したとき、最初に訪問した人物でした。
落札予想価格は発表されていませんが、高値で取引されることは間違いないと言われています。入札は7月26日からで、オークションは7月30日に終了します