HOME > ニュース >

アリス・コルトレーン 80年代初頭のレアカセットテープ作品を復刻 全曲公開

2021/07/16 00:39掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Alice Coltrane / Kirtan: Turiya Sings
Alice Coltrane / Kirtan: Turiya Sings
ジョン・コルトレーン(John Coltrane)のバンドで活躍し、スピリチュアル・ジャズのゴッド・マザーとしても知られているアリス・コルトレーン(Alice Coltrane)。1981年にアシュラムや礼拝で使う音楽の作曲を始め、翌82年に、彼女の生徒たちに配る目的で制作されたレアなカセットテープ作品『Turiya Sings』が『Kirtan: Turiya Sings』のタイトルで復刻。ストリーミング配信開始。YouTubeほかで聴けます。







この作品は7月16日発売。フィジカルではCD版が発売。初CD化。リイシュー元は Impulse! Records/UMe。

以下、リリース決定時のインフォメーションより

アリスは1960年代からジョン・コルトレーンと共に様々な宗教やスピリチュアル・ミュージックの研究を進めていたが、1967年に夫を亡したことで「心」についての探求心がより強固なもとのとなり、生前のジョンの勧めでもあったハープやオルガンでのリーダー作の制作に着手。インパルス・レコードより「ジャーニー・イン・サッチダ―ナンダ」や「プター・ジ・エル・ドード」など、スピリチュアル・ジャズの傑作を多く世に送り出してきた。

しかし、1978年に東洋思想(特にインド哲学)に根差した生活を始め、自身も指導者となり、それをきっかけにレコーディングやコンサートなどの商業的な音楽活動から退くことになる。1981年にアシュラムや礼拝で使う音楽の作曲を始め、翌年、彼女の生徒たちに配る目的でカセットテープを制作。それが今回『キルタン 〜トゥリヤ・シングス』としてリリースされる音源である。「キルタン」とは祈りを音楽に乗せて神に届ける、いわゆる「歌うヨガ」のことを指し、巧みに操られるオルガン、シンセサイザー、ストリングスの他に彼女の歌声を聴くことができる。

1982年にカセットとして仲間内に配られた際、制作されたのは約500枚だったという。アルバムのプロデューサーを務めた息子のラヴィ・コルトレーンは「2004年にこのミックスを見つけた時、多くの人に聴かれなければいけない音楽だと確信しました。至高のものを賛美する彼女の情熱、献身、そして高揚感をこれまでにないほど感じたのです。」とコメント。また、スピリチュアル・ジャズというジャンルにカテゴライズされながらも、テイストが入り乱れ表現に縛りのない自由な音楽に仕上がっていることに関して「ブルース、ゴスペル、教会での礼拝と、南インドの伝統的な歌唱スタイルが掛け合わされ、唯一無二の音楽に仕上がっていると思います。彼女のルーツであるデトロイトやモータウン、ビバップ、ジョン・コルトレーンの影響、そしてヨーロッパのクラシック音楽、特にストラヴィンスキーを吸収したアリス・コルトレーンならではのハーモニーを楽しんでほしいです。」と語っている。
■『キルタン 〜トゥリヤ・シングス』
リリース日:2021年7月16日
品番:UCCI-1050[SHM-CD]
価格:\\2,860 (税込み)

【収録曲】
01. ジャガディシュワル / Jagadishwar
02. ジェイ・ラマチャンドラ / Jai Ramachandra
03. クリシュナ・クリシュナ / Krishna Krishna    
04. ラマ・カタ / Rama Katha
05. ヤムナ・ティラ・ヴィハリ / Yamuna Tira Vihari
06. チャラナム / Charanam
07. ゴーヴィンダ・ハリ / Govinda Hari
08. ハラ・シヴァ / Hara Siva
09. プラナダーナ/ Pranadhana