ローリング・ストーンズやボブ・ディランなど多くのロックミュージシャンとも共演した、米国の著名なフィドラー、
バイロン・バーライン(Byron Berline)が7月10日に死去。バイロンの家族が彼のSNSで発表。77歳でした。
以下、家族の発表より
「皆さんにとってバイロンがどのような存在なのか、またバイロンが皆さんの人生にどのように影響を与えたのかを教えてくださったことに感謝します。とても感動的で参考になりました。
バイロンは皆さんからの誕生日メッセージが大好きで、写真やメッセージかを見るのが楽しみでした。
バイロンは小脳に脳卒中を患い、調整能力と視力に影響を受けました。彼は目と調整能力を向上させ、体力もつきましたが、数週間後、彼は食べ物を肺に吸い込むようになり、回復できないまま侵襲的な治療を受けることになりました。最終的には肺も心臓もダメになってしまいました。彼のバンドがミュージックホールのステージに上がるなか、7月10日(土)午後7時30分に亡くなりました。
お花の代わりに、http://OIBF.com 奨学金基金への寄付をお願いします」
バイロン・バーラインは米カンザス州コールドウェル生まれ。彼は5歳でフィドルを演奏し始め、すぐに才能を伸ばす。19697年、ビル・モンロー率いるブルー・グラス・ボーイズに参加、ブルーグラスのスタンダード曲「Gold Rush」を共同作曲・録音した。
ローリング・ストーンズのファンには、1969年の名盤『Let It Bleed』に収録された「Honky Tonk Women」のヴァリエーションである「Country Honk」で演奏したことで知られており、ディランのファンには、映画『ビリー・ザ・キッド/21才の生涯』のサウンドトラックのセッションに参加したことが知られている。
他にも、フライング・ブリトー・ブラザーズ、エルトン・ジョン、バーズ、ザ・バンド、グラム・パーソンズ、ドゥービー・ブラザーズ、ルシンダ・ウィリアムス、ロッド・スチュワート、ジーン・クラーク、エミルー・ハリス、イーグルス、ビル・ワイマン、ジェームス・テイラーなどの録音/ツアーに参加した。