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パリの地下鉄にストリート・ミュージシャンが1年4か月ぶりに戻る

2021/07/06 17:02掲載
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Street Musician - Métro de Paris
Street Musician - Métro de Paris
フランスのパリでは、新型コロナウイルスの影響で2020年3月以降、地下鉄の通路でミュージシャンが演奏することができなくなっていました。6月30日から、約1年4か月ぶりに演奏できるようになり、約100人が活動を再開しています。演奏中はマスクをつけたままで、距離を置いて、人混みや乗客の流れを乱さないようにしなければなりませんが、この活動で生計を立てている人たちにとっては朗報です。映像あり。

パリ交通公団はもともと300人の音楽家に演奏の許可を出していました。例年、1万件近くの応募があるそうで、審査をパスすると、6ヶ月間有効な許可証を得られます。許可証を得ても、地下鉄の車内や特定の場所(特に混雑するシャトレ・レ・アール駅)での演奏は禁止されています。

7月1日からは駅のピアノも復活しています。