リンプ・ビズキット(Limp Bizkit)は2011年の『Gold Cobra』を最後にスタジオ・アルバムをリリースしていません。なぜ、この10年間、アルバムを完成させることができなかったのか、そして新アルバム『Stampede Of The Disco Elephants』の進捗状況について、ギタリストのウェス・ボーランド(Wes Borland)は、アヴェンジド・セヴンフォールドのジョニー・クライストの番組『Drinks With Johnny』で次のように語っています。
「この10年間、レコードを完成させるために7回くらい違うスタジオに入ったと思う。何度も何度も取り組んできた。フレッド(ダースト、リンプ・ビズキットのフロントマン)は一貫してビジョンの在り方に満足していないんだ。だから、俺たちは“Ready To Go”とか、“Endless Slaughter”といったシングルをリリースしてきたんだ。
俺の場合、強制的に物事を進めることが多いんだけど、失敗して恥ずかしい思いをしたり、“ああ、こんなことするんじゃなかった”と思うこともある。でも、俺は何かを発信することが好きなんだ。でも、彼は完璧主義者だから、いつその気になるかわからないよ。その時に『Stampede Of The Disco Elephants』というタイトルになっているかどうかは疑問だけど、でも、リフや音楽は、俺がミュージシャンとしてこれまでやってきた中で最高のものだと思うよ。