ユーライア・ヒープ等で活躍　ヴォーカリストのジョン・ロートンが死去

ユーライア・ヒープ（Uriah Heep）、ルシファーズ・フレンド、レス・ハンフリーズ・シンガーズなどでの活躍で知られるヴォーカリストのジョン・ロートン（John Lawton）が死去。ユーライア・ヒープのSNSにて6月29日に亡くなったことが明らかにされています。74歳でした。

以下、ユーライア・ヒープの声明より

「ジョン・ロートンが2021年6月29日に逝去しました。突然の訃報に接し、深い悲しみに包まれています。
報告によれば、病気ではなかったとのことですが、それにしても理解しがたいことです。
彼は妻に見守られながら安らかに息を引き取りました。
ジョンは非常に惜しまれます。
ジョンの人生を祝うための個人的な葬儀は、彼の希望に従い、家族と親しい友人のみが出席して行われます。
この困難な時期に、ご家族のプライバシーを尊重していただけることをお願いいたします」



ジョン・ロートンは1946年イングランドのハリファクス生まれ。1960年代初頭に音楽活動を始める。いくつかのバンドを経て、ドイツのハード・ロック／プログレッシブ・ロック・バンドのルシファーズ・フレンドに参加（1969年〜1976年、1979年〜1995年）し、7枚のスタジオアルバムのレコーディングに参加。また、70年代前半にはレス・ハンフリーズ・シンガーズにも参加していた。

1976年にはユーライア・ヒープにフロントマンとして加わり、アルバム『Firefly』、『Innocent Victim』、『Fallen Angel』のスタジオアルバムのレコーディングに参加、1979年9月までヨーロッパとアメリカをツアーした。その後は、ソロやさまざまなバンド／プロジェクトに参加した。

ミュージシャンの間でもその実力は高く評価され、ディープ・パープル／レインボーのリッチー・ブラックモアが自身のバンドへの参加を打診したこともあった。