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マハヴィシュヌ・オーケストラで活躍 ベーシストのリック・レアード死去

2021/07/05 11:59掲載(Last Update:2021/07/05 12:38)
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Rick Laird
Rick Laird
マハヴィシュヌ・オーケストラ(Mahavishnu Orchestra)での活躍で知られるベーシストのリック・レアード(Rick Laird)が死去。マハヴィシュヌ・オーケストラのバンドメイトであるジョン・マクラフリン(John McLaughlin)がSNSで訃報を伝えています。80歳でした。

ジョン・マクラフリンは「RIP brother Rick Laird。私たちには素晴らしい思い出があります。寂しいよ」と投稿しています。

リック・レアードことRichard Quentin Lairdは1941年アイルランド・ダブリン生まれ。若い頃から音楽の演奏に興味を示し、ギターとピアノのレッスンを受けていた。16歳の時に父親と一緒にニュージーランドに移住した後、ジャズに携わるようになる。

1962年、イギリスに渡り、ロンドンのロニー・スコッツ・ジャズ・クラブでハウス・ベーシストとなって、ウェス・モンゴメリーを含む多くのアーティストと共演。1963年から1964年までレアードはロンドンのギルドホール音楽演劇学校に在籍。1966年には渡米しバークリー音楽大でアレンジ、作曲、そして弦楽器のベースを学ぶ。その後、ジョン・マクラフリンとマハヴィシュヌ・オーケストラを結成し注目を浴びた。

レアードは写真家としても活躍。またベースの教則本を数多く執筆した。