ストーン・テンプル・パイロッツ(Stone Temple Pilots)/
ヴェルヴェット・リヴォルヴァー(Velvet Revolver)での活躍で知られるヴォーカリスト、
スコット・ウェイランド(Scott Weiland)の伝記映画が制作されています。
The Hollywood Reporterによると、この映画のタイトルは『Paper Hearts』で、ウェイランドの波乱に満ちた人生の物語を本人の言葉で語ることを意図しているとのこと。製作はダーク・ピクチャーズ。2012年に出版されたウェイランドの自伝『Not Dead & Not for Sale』をもとに、ダーク・ピクチャーズの共同設立者で、ストーン・テンプル・パイロッツのスーパーファンを自認するジェニファー・アーウィンがアン・ビーガンと共に本作の脚本を執筆しています。
アーウィンは声明の中で「スコットの物語を伝えるという信頼を得て、彼のあまり知られていない側面、つまり、彼が愛情深く優しい男性であったこと、彼が高校時代にスポーツ選手であったこと、彼が憂いを帯びた魂の持ち主であったこと、そして、これからもずっと伝説のフロントマンであり続ける彼を描くことができることを光栄に思います」と述べています。
ビーガンは「スコットはグラマラスで、複雑で、傷ついていた。彼の子供時代は、彼の依存症との闘いに大きな影響を与えました」と付け加えています。
ダーク・ピクチャーズは、ウェイランドの遺族の全面的な協力を得ており、ウェイランドの未発表の音楽にもアクセスすることができます。ウェイランドの遺産を扱うヴィリアーノ・アソシエイツの創業者兼CEOであるデヴィッド・ヴィリアーノは「我々はスコットの物語について何度も打診を受けてきましたが、このチームが映画のビジョンを持って我々のところに来たとき、うまく行きそうだと感じました」と述べています。
本作のプロデューサーであるオリアン・ウィリアムスは「私たちは、この素晴らしいアーティストについて、可能な限り本物の映画を作りたいと思っています。詳細を正確に伝えるために、スコットの回想録だけでなく、スコットに最も近い人たちと連絡を取り合い、詳細を詰めていきます」と述べています。