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米国人の5人に3人は初めて参加したライヴを1秒たりとも忘れずに覚えている 56%はその時の幸福感を覚えている

2021/06/24 15:38掲載
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Concert Audience
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新しい調査によると、米国人の5人に3人は、初めて参加したライヴ・コンサートを1秒たりとも忘れずに覚えていると答え、56%はその時の幸福感を覚えているという。この調査では、新型コロナウイルスの規制が緩和されたら再開したい活動の第1位はコンサートやフェスティバルへの参加でした(回答者の58%)。

この調査は音響機器会社のJBLの委託を受けてマーケティング調査会社のOnePoll社が実施したもの。調査では、米国、英国、フランス、ドイツ、スペイン、オランダ、インド、韓国の2,000人を対象に行われました。

この調査では、生で見たかった音楽の象徴的な場面についてのアンケートも実施。

米国人の10人に3人が、スーパーボウルXXVでホイットニー・ヒューストンがアメリカ国歌を生演奏するのを見たかったと考えていることがわかりました。

このほか、米国人が上位に挙げているのは、エルトン・ジョンがダイアナ妃の葬儀で行った「Candle in the Wind」の演奏(31%)、ビートルズの屋上コンサート(28%)、ローリング・ストーンズのハイド・パークでのジャム・セッション(28%)でした。

この調査によると、米国人の5人に1人はヒップホップやポップス、ロックを聴いて育っています。また5人に3人は過去10年間、好きな音楽アーティストが同じですが、近年はプレイリストの影響で、3分の2の人が時間の経過とともに音楽の好みが大きく変わったと答えています。半数 (48%) は友人や恋人のために特別なプレイリストを作っているという。

JBLの広報担当者は「音楽は、私たちの内部にあるタイムマシンの燃料になります。興味深いことに、10人に7人の回答者が、古い音楽を聴くと特定の時間に移動したように感じると答えています」と述べています。

音楽の好みに最も影響を与えたものは何かという質問に対して、米国人は、友人(32%)、音楽テレビ番組(28%)、両親(27%)が最も大きな役割を果たしたと答えています。

回答者の半数以上が、いつか自分の子供と一緒に子供時代の思い出を再現したいと考えており、3分の2が音楽の趣味を継承したいと考えています。

3分の2以上(67%)の人が、海外の音楽アーティストを発見することが、異文化を理解するための足がかりになると答えています。

JBLの広報担当者は「音楽は世界共通の言語であり、異なる文化を持つ人々がお互いに理解し合えるようにしてくれます。一緒に聴くという行為は、すべての関係者にとって癒しとなる共有体験を生み出します」

■米国人が生で見たかった音楽の象徴的な場面

1. Whitney Houston singing “The Star-Spangled Banner” at Super Bowl XXV 32%
2. Elton John’s performance of “Candle in the Wind” at Princess Diana’s funeral 31%
3. The Beatles’ rooftop concert in London 28%
4. The Rolling Stones performing in Hyde Park 28%
5. Prince’s rainy halftime show at Super Bowl XLI 27%
6. Shakira and J. Lo’s concert at Super Bowl LIV 27%
7. James Brown’s performance at The Apollo 26%
8. Lady Gaga’s halftime show at Super Bowl LI 26%
9. The Spice Girls reuniting at the 2012 Summer Olympics 26%
10. Woodstock 26%

以下はこの調査結果をまとめた動画