●Van Halen - Van Halen (1978) ●Frank Marino & Mahogany Rush - Live (1978)
「この2枚のアルバムは、1978年の同じクリスマスに手に入れた。今ではシュレッド(※速弾き)と呼ばれているけど、当時は顔を引き剥がすようなギタープレイで、しかもブルースの雰囲気が漂っていた。ヴァン・ヘイレンには“Ice Cream Man”という曲があって、これはブルージーだった。フランク・マリノは“I'm A King Bee”(ロックな感じで弾いている)で、ジャズのラインも入っていた」
●Pat Travers Band - Live! Go For What You Know (1979)
「パット・トラヴァースのラジオでの曲は“Boom Boom (Out Go The Lights)”で、アップテンポなブギー・ブルースだった。バンドが激しい演奏をしていても、スウィング感があって、ジャズにも近い感じだったので、最初は、ギターソロが出てくるまでは“ああ、これはどうかな”と思っていたけど、パット・トラヴァースとパット・スロールが掛け合いをしていて、それがとても気になった」
●Frank Sinatra with Count Basie - It Might As Well Be Swing (1964)
「フランク・シナトラとカウント・ベイシーについて語るとき、ほとんどの人は“Live At The Sands”について語るよね。確かにいいレコードだけど、“It Might As Well Be Swing”もそうなんだよ。友人(レーサーXのベーシスト)のホアン・アルデレッテが彼の家で聴かせてくれたんだ」
“Disillusion”はとてもヘヴィだけど、メロディックでもあった。腕の毛が逆立つようなヘヴィメタルのゾクゾクしたものを感じたいなら、オープニング曲の“Crazy Doctor”を聴くといい。とてもタフで“人生は戦いであり、俺たちは勝ちに行く!”という気持ちにさせてくれる音楽なんだ。これは初期のレーサーXに大きな影響を与えました。例えば、“Into The Night”(レーサーXの“Street Lethal”に収録)を聴いてみてください。
「“人生を変えたアルバム”といえば、このアルバムとツアーが僕にとってそうでした。僕は“I Love My Life”という曲でコーラスを担当した。トッドはゴスペル・クワイアを希望していたので、できるだけ多くの人を集めるために、エリック(マーティン)に電話をかけた。エリックは僕が彼のファンであることを知っていたので“友人のポールを連れてきてもいいか”と尋ねたんだ」
●Pursuit Of Happiness - Love Junk (1988)
「これは、トッド・ラングレンがプロデュースしたもので、“Consciousness Raising As A Social Tool”という曲には、これまでで最も好きな歌詞があるんだ」