ホワイトスネイク(Whitesnake)の
デイヴィッド・カヴァデール(69歳)(David Coverdale)は、バンドの次のワールド・ツアーを最後にツアーから引退する計画について最新インタビューで語っています。
カヴァデールは6月11日に開催された「The Rocks 2021」の授賞式で初代「Rocks Honours」賞を受賞した際に、こう述べています。
「昨年、お別れツアーを行う予定だった。(チケットは)完売して、すごかったけど、新型コロナウイルスの影響ですべてがキャンセルとなった。神の思し召しで、来年にはできると思う。これまでのサポートに感謝し、感謝の気持ちを伝えたいと思っている。オーディエンスが支援してくれなければ、それを行うことができないからね。僕をフォローしてくれている熱心なファンは、僕がその時にできるベストを尽くすことを知っている。それが僕の仕事の哲学だ」
インタビュアーが、以前に“お別れツアー”を発表してから気が変わった他のバンドを引き合いに出すと、カヴァデールは「僕は70歳目前だからね、お別れのツアーになるだろうね。冗談なのかって? ジーンズを履くのも大変なんだから」と答えています。
カヴァーデイルは、ツアーから引退した後も、新しい曲を書いたりレコーディングしたりする予定です。
「音楽活動は続けていくつもりだよ。Warnersとは比較的長期の契約を結んでいる。ホワイトスネイクの旗の下でやるべきプロジェクトは山のようにあるんだ。ただツアーをしなくなるだけだ。疲れるのは演奏することではなく、ツアーをすることで、これ以上快適にツアーをすることはできない。だから、エージェントに話して“何よりもこれ(フェアウェル・ツアー)をやりたいんだ。50年間、信じられないほどのサポートを受けてきたんだから”と言ったんだ。イギリスに、ドイツに、日本に、ブラジルに感謝の気持ちを伝えることができないのは、とても残念なことだ」
「そのためには、僕が足腰を痛めたり、椅子に座ってウイリーをしたりしないで済むような、余裕のあるツアースケジュールにしなければならない」。
「僕は毎日ギターを弾いている。演奏を始めた瞬間に曲のアイデアが浮かんでくる。音楽をやらないということはありえない。それは僕の趣味のようなものだ。そうでなければ、“Slide It In”をはじめとするメロディーや、ふざけた歌詞の素晴らしいアイデアを受け取ることはできないと思うんだ」