イギリス政府がエリザベス英女王の公式誕生日6月12日に発表する「誕生日の叙勲」。
リック・ウェイクマン(Rick Wakeman)にCBE(大英帝国勲章3等勲爵士/コマンダー)が授与されることが発表されています。
このニュースを聞いたウェイクマンは、PA通信社に次のように語っています。
「驚きと、純粋にとても誇らしい気持ちが入り混じっています。変な言い方ですが、最初に思ったのは、“ああ、母と父がここにいて、この瞬間を見ていてくれたらいいのに”ということでした。でも、(生きていれば)父が105歳、母が103歳ですから、それを考えると可能性はかなり低いものでした。
私は文字通り唖然としており、誇りに思うという言葉しか出てきません。私のことを知っている友人たちは、私がこのようなことを期待していなかったことを知っています。ありがとうございますと言うしかありません。とても光栄で誇りに思っています。
私は音楽を作り続けてきましたが、音楽を作っていると“なぜ私はこんなことをしているのだろう”と思うことがあります。いつライヴができるのか、いつ何ができるのか、終わりが見えません。ロックダウンから抜け出し、すべてを乗り越えてきた私にとって、これを手にすることはさらに特別なことです」