ロス・ロボスの新カヴァー集『Native Sons』からバレット・ストロング「Misery」のカヴァー公開

ロス・ロボス（Los Lobos）の新アルバムは、「ロサンゼルスへのラヴレター」と表現されたカヴァー・アルバム『Native Sons』。この作品から、モータウン・レーベル最初のヒットを放った歌手として知られるバレット・ストロング（Barrett Strong）の「Misery」のカヴァー・ヴァージョンが公開されています



アルバムは海外で7月30日発売。リリース元はNew West。

この作品ではビーチ・ボーイズ（The Beach Boys）、ジャクソン・ブラウン（Jackson Browne）、バッファロー・スプリングフィールド（Buffalo Springfield）、ザ・ミッドナイターズ（The Midnighters）、リトル・フィート（Little Feat）、WARなど、ロサンゼルスのアーティストの楽曲をカヴァーしています。

フロントマンのデイヴィッド・イダルゴは「友人に聴かせたところ、最初の反応は“パーティー・レコード”だった。確かにそうだと思う」と言い、メンバーのスティーブ・バーリンは次のように付け加えています。「これらのアーティストに共通するものがあるとは言えないけど、ある意味、それこそがロサンゼルスの素晴らしさなのかもしれない。R&B、パンクロック、ロックンロール、フォークなどが、みんなが故郷と呼ぶこの奇妙な街に、どういうわけか一緒に存在しているのです」。

アルバムにはカヴァー曲のほか、唯一のオリジナル曲として「Native Son」も収録されます。

以下は以前に公開された音源

ビーチ・ボーイズ「Sail On, Sailor」


ザ・ミッドナイターズ「Love Special Delivery」

■『Native Sons』

1. Love Special Delivery (Thee Midniters)
2. Misery (Barrett Strong)
3. Bluebird/For What It's Worth (Buffalo Springfield)
4. Los Chucos Suaves (Lalo Guerrero)
5. Jamaica Say You Will (Jackson Browne)
6. Never No More (Percy Mayfield)
7. Native Son (Los Lobos) * the sole original on the album
8. Dichoso (Willie Bobo)
9. Farmer John (The Premiers)
10. Sail On, Sailor (Beach Boys)
11. The World Is A Ghetto (WAR)
12. Flat Top Joint (Blasters)
13. Where Lovers Go (The Jaguars)