エアロスミス(Aerosmith)のギタリスト、
ブラッド・ウィットフォード(Brad Whitford)は、バンドが再びツアーを行うことへの不安を語っています。
ジョー・ボナマッサの番組「Live From Nerdville」に出演した際、2022年に延期されたバンドのヨーロッパツアーについて尋ねられたウィットフォードは、次のように答えています。
「ヨーロッパ・ツアーは、去年も計画しようとしていたし、来年の話もしている。今は、夢物語だよ。長い間、何も起こらないよ。時々、パートナーが何を考えているのかわからなくなることがあるんだ」「また、Brexitの影響でヨーロッパに行く際には、もうひとつ厄介なことがある。就労ビザを取得するのが難しくなったから、別の悪夢が待っているんだ」
迷いの原因のひとつは、バンド・メンバーは年を取っているという避けられない事態にあるという。
「僕は、エアロスミスがこの段階で再び本格的なパフォーマンスを行うことに疑問を感じている。年齢が現実的な問題になってきているからね」
ドラマーの
ジョーイ・クレイマー(Joey Kramer)も過去のインタビューの中で、同じような発言をしていました。
「僕たちはもう25歳ではない。以前のようにたくさんのライヴを行うことはできない。スティーヴン(タイラー)は、2晩続けて歌えないし、週に3〜4晩歌ったりすることは物理的に不可能だ。だから、以前よりも回数を減らすか、まったくやらないかという問題になるんだよ」