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ビリー・ホリデイのドキュメンタリー映画『Billie ビリー』 日本版予告編映像公開

2021/06/04 19:00掲載
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Billie
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ピーター・バラカン監修・作品選定による映画祭<Peter Barakan’s Music Film Festival>にて日本初公開となる、ビリー・ホリデイのドキュメンタリー映画『Billie ビリー』。日本版予告編映像が公開されています。

この映画祭は7月2日から7月15日までの2週間、角川シネマ有楽町にて開催されます。映画祭での上映スケジュールが公式サイトで公開されています。

●『Billie ビリー』
Billie/2019 年/98 分/イギリス/英語 監督:ジェイムス・エルスキン
キャスト:ビリー・ホリデイ、リンダ・リップナック・キュール、シルヴィア・シムズ、トニー・ベネット

不世出のジャズ・シンガー、ビリー・ホリデイ。⼈種差別と闘い、酒と薬に溺れ、⾝も⼼もボロボロになりながらもステージに⽴ち続けた彼⼥の⼈⽣はいまだ謎が多い。そんなビリーの⽣き様に共感したジャ
ーナリスト、リンダ・リプナック・キュールが 1960 年代から 10 年間かけて関係者にインタビューを重ねた膨⼤な録⾳テープがこの度発⾒された。その貴重な証⾔をもとに構成されたのが、ドキュメンタリー映画『Billie ビリー』である。
インタビューに応じたのはトニー・ベネット、カウント・ベイシー、チャールズ・ミンガスといった蒼々たるアーティストから、ビリーのいとこや友⼈、ポン引き、彼⼥を逮捕した⿇薬捜査官、刑務所の職員まで多岐にわたり、知られざるビリーの真実をまるでサスペンス映画のように探っていく。さらに圧巻なのはライブ映像。⿊⼈差別の実態を⾚裸々に綴って物議を醸した名曲「奇妙な果実」をはじめ、豊富なビリーの歌唱シーンが最新技術を駆使したカラー映像で甦る。




<Peter Barakan’s Music Film Festival>の上映作品は

『Billie ビリー』 ※日本初公開
『ジャズ・ロフト』 ※日本初公開
『真夏の夜のジャズ 4K』
『AMY エイミー』
『バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち』
『ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち』
『Our Latin Thing』
『マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!』
『ノーザン・ソウル』
『白い暴動』
『大海原のソングライン』
『スケッチ・オブ・ミャーク』
『サウンド・オブ・レボリューション グリーンランドの夜明け』
『カマシ・ワシントン「Becoming」ライブ』

以下インフォメーションより

●ピーター・バラカン コメント
何年か前からやりたいと話していた音楽映画祭がついに実現することになりました。音楽を題材としたド キュメンタリーもあり、コンサート映画もあり、音楽シーンを描いた劇映画もあり、しかも様々な時代と ジャンルを網羅したライン・アップになっています。中には日本未公開の作品も、滅多に見る機会のない ちょっと珍しい作品もあり、音楽ファン、映画ファン、共に喜んでいただけると思います。なかなか生の 音楽を楽しめなくなっているこのコロナ禍で、大きなスクリーンで、いい音で、ぜひ体験してください。
―ピーター・バラカン

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今回の映画祭では、注目すべき日本初公開の作品が2本あります。ひとつは「奇妙な果実」を歌うシーンを含め、本邦初公開のライブ映像や知られざる逸話がふんだんに盛り込まれたビリー・ホリデイのドキュ メンタリー映画『Billie ビリー』。そしてもうひとつは9月に劇場公開予定の『MINAMATA(原題)』で 脚光を浴びる写真家ユージン・スミスが、50年代後半にニューヨークにあったロフトでセロニアス・モ ンクはじめ多くのジャズ・ミュージシャンたちの貴重な写真や音声を記録していたことを紹介する『ジャ ズ・ロフト』。

その他、現在 Netflix で配信されているミシェル・オバマのドキュメンタリー映画『マイストーリー(原 題:Becoming )』の音楽を担当したジャズ・ミュージシャンのカマシ・ワシントンとバンド・メンバー に LA フィルも加えた 16 人編成のオーケストラを従えたライヴ映像『カマシ・ワシントン「Becoming」 ライブ』、昨年日本で公開になり話題となった1958年のニューポート・ジャズ・フェスティヴァルを 撮影した『真夏の夜のジャズ 4K』といったジャズに関する作品。日本でも話題になった27歳で逝去し た歌手エイミー・ワインハウスのドキュメンタリー映画『AMY エイミー』、音楽界のトップスターを影 で支えて来たバックシンガーたちにスポットを当てた『バック・コーラスの歌姫(ディーバ)たち』、グ リーンランドで植⺠地支配に反対を訴え続けた先住⺠ロック・バンド、スミについてのドキュメンタリー 『サウンド・オブ・レボリューション グリーンランドの夜明け』といったアーティストにスポットを当て た作品。さらにはニューヨークのサルサ界の大物バンド、ファニア・オール・スターズの1972年のコ ンサート映像映画『Our Latin Thing』、ネイティブ・アメリカンのミュージシャンがいかにアメリカのポ ピュラー音楽に影響を与えていたかを数々の貴重インタビューと合わせて紹介した『ランブル 音楽界を揺 るがしたインディアンたち』、太平洋とインド洋の島々の音楽文化を紹介した『大海原のソングライン』、宮古島に伝わる「古謡」と「神歌」を歌う現地の島人たちの映像を収めた『スケッチ・オブ・ミャ ーク』、1960年代のロンドンを俳優マイケル・ケインが数多くの映像と音楽を使って紹介する『マ イ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!』、1970年代後半の「ロック・アゲインスト・レイシ ズム」が企画した大規模な「国⺠戦線」に向けての抵抗コンサートを描いた『白い暴動』、1970年代 のイングランド北部で人気を博したソウル音楽に合わせたダンス・シーンを描いた劇映画『ノーザン・ソ ウル』などジャンルを超えて、ピーター・バラカンさんが本当に面白いと思った作品だけを厳選して上映 します。上映スケジュールや、チケット情報などは後日改めて発表予定です。

【映画祭詳細】
<Peter Barakanʼs Music Film Festival>

日時:2021年7月2日(金)―7月15日(木)
会場:角川シネマ有楽町(ビックカメラ有楽町 8 階)
主催:マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム、VALERIA
配給:コピアポア・フィルム
宣伝:VALERIA 協力:ディスクユニオン、KADOKAWA
公式 HP: https://pbmff.jp

【上映作品】全14作品
『Billie ビリー』原題:Billie*日本初公開!
『ジャズ・ロフト』原題:The Jazz Loft According to W. Eugene Smith*日本初公開! 『AMY エイミー』原題:AMY
『真夏の夜のジャズ 4K』原題:Jazz On A Summerʼs Day
『ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち』
原題:RUMBLE : The Indians Who Rocked the World 『バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち』原題:20 Feet From Stardom
『Our Latin Thing』原題:Our Latin Thing
『大海原のソングライン』原題:Small Island, Big Song 『スケッチ・オブ・ミャーク』英題:Sketches Of Myahk 『サウンド・オブ・レボリューション グリーンランドの夜明け』
原題:Sumé : Mumisitsinerup nipaa
『マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!』原題:My Generation 『ノーザン・ソウル』原題:Northern Soul
『白い暴動』原題:White Riot
『カマシ・ワシントン 「Becoming」ライブ』
原題:Kamasi Washington\\'s Becoming for Michelle Obama』