キング・クリムゾンのロバート・フリップ、97年6月のサウンドスケープ音源リリース　一部試聴可

キング・クリムゾン（King Crimson）のロバート・フリップ（Robert Fripp）は、1997年6月2日から4日間にわたって、イングランド南部にあるソールズベリー大聖堂にてサウンドスケープ・パフォーマンスを行いました。公演から24年を迎えたことを記念して、初日6月2日にフル音源がクリムゾンのサイトDGMLiveにてリリース。約5分の抜粋音源がYouTubeで公開されています。

以下インフォメーションより

「キング・クリムゾンのリハーサルが年明け早々に終了したことを受けて、フリップはサウンドスケープ・コンサートを何度か行いました。最初は、5月末にロンドンのユニオン・チャペルのステージで8時間のライブ・サウンド・インスタレーションを行いました。6月2日にはソールズベリー大聖堂で4日間にわたって行われました。これらのパフォーマンスは、コンサートとしてではなく、来場者が歩き回る中で行われました。多くの人が、ギターを持ったこの男の周りを歩き回り、自分の発見に信じられない様子で写真を撮ったり、何をしているのかと尋ねたりした。しかし、このような理想的ではない条件にもかかわらず、古代の建物の北側と南側のトランセプトの間に静かに溜まっていた弦楽器の音色の渦は、次第に建物全体に広がっていき、それを聴きに来ていた少数の人々を喜ばせた。コンサートというよりもインスタレーションのようなものですが、パワフルな瞬間が慎重に展開され、大きな効果をもたらします。最後の部分では、トランペットのように長く続く音の中に、フリップの辛辣で激しいソロが突如として現れます。本当の意味での "素晴らしい"である」

残念ながら、録音の技術的な問題により、4日間のうち最初の1日分しかダウンロード・リリースされていません。



■DGMLive内　該当ページ
https://www.dgmlive.com/tour-dates/1438