モトリー・クルー(Mötley Crüe)のフロントマンである
ヴィンス・ニール(Vince Neil)は先週末、新型コロナウイルスのパンデミックが始まってから初めてのソロ・ライヴを行いましたが、うまくいきませんでした。14曲目の最中にギブアップ。観客に向かって「声が出ない」と伝えて曲の途中でステージを降りています。
ヴィンス・ニールと彼のソロ・バンドは、5月29日に米アイオワ州で開催された<Boone River Valley Festival>にてヘッドライナーを務めました。
パフォーマンスは「Looks That Kill」で幕を開けましたが、14曲目の「Girls, Girls, Girls 」を歌っている最中に、ヴィンスはギブアップしてしまいました。完全に声が枯れてしまったニールは、フェスティバルの観客に向かってこう言った後、曲の途中でステージを降りています。
「やあ、みんな...ごめんよ。長い間、演奏していなかったんだ。声が出なくなってしまった......ああ......僕らは君たちを愛しているし、ああ......また次の機会に会いたいと思っているよ。ありがとう」
ニールのバンドは、ニールがステージを去った後も、気まずい雰囲気で演奏を続けていました。
以下はその映像
モトリー・クルーは、パンデミックが彼らの計画に影響を与える前、デフ・レパード、ポイズンなどと一緒に2020年夏に大規模なスタジアム・ツアーを行う計画でした。そのスタジアム・ツアーはその後2022年に延期されましたが、このツアーに向けて懸念されていたのは、ニールの健康状態と音楽的能力の低下でした。2019年12月にそのことに関して、バンドの長年のマネージャーは、バンドの何人かのメンバーがツアーに向けて体調を戻すために栄養士やパーソナルトレーナーと協力していたことを明らかにしていました。