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ルディ・サーゾ、友人ランディ・ローズを特別な存在にしたものについて語る

2021/06/01 15:21掲載
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Randy Rhoads and Rudy Sarzo
Randy Rhoads and Rudy Sarzo
ベーシストのルディ・サーゾ(Rudy Sarzo)は、クワイエット・ライオット(Quiet Riot)やオジー・オズボーン・バンドで一緒に活躍した友人ランディ・ローズ(Randy Rhoads)を特別な存在にしたものについてTwo Doods Reviewsのインタビューの中で語っています。

インタビュアー:何が彼を唯一無二なものしたと思いますか? もちろん、彼はロックやヘヴィメタルに多くのクラシックの影響をもたらしましたが、特にランディを特別な存在にしたのは何だと思いますか?

ルディ・サーゾ:

「彼は最もロックな奴だったし、メタルだった。彼はメタルが今のような形になる前からメタルだった。彼は、リズムギターの演奏スタイルや作曲のハーモニー構成から、多くのメタルジャンルの先駆者の一人だ。

彼は、本当に勉強熱心な音楽家であり、音楽理論、読み方を知っていた。これは非常に珍しいことだったんだ。俺を含め、ほとんどのミュージシャンはランディのような音楽一家出身ではなかったので、ミュージシャンになろうと思ったのは“女の子と出会うための方法”だった。

だから、本格的に音楽教育を受けたのは後になってからで、大学に行って音楽の勉強をした。しかし、ランディは音楽教育一家に育った。彼の母親はムソニアという学校を始め、それは現在も運営されている - カリフォルニア州ノースハリウッドにある。

彼はそれを知っていた。彼は、女の子のためにやっているのではなく、そういうふうに育てられたからやっていたんだ。それは彼の遺伝子DNAにある。

実兄ケリーもミュージシャンだし、お母さんもお父さんも、全員そうなんだ。これが彼の世界であり、それが彼を非常に唯一無二な存在にしたんだ。例えば、ヴァン・ヘイレンや、セッション・ミュージシャンとして知られていた先輩ギタリストたちでさえも、他の人たちは皆、ただのロッカーだったんだ。

俺たちは、音楽理論やロックンロールの本質など、必ずしも十分な教育を受けているわけではない。俺たちはロックを知っていたし、ロックへの情熱も持っていたが、ランディはそれ以上の存在だった」