ZZトップのビリー・ギボンズ、いつも被っている不思議な帽子についての逸話を語る

ZZトップ（ZZ Top）のビリー・ギボンズ（Billy F Gibbons）は、いつも被っている不思議な帽子についての逸話を、米Q1043 New Yorkの最新インタビューの中で語っています。

ギボンズはインタビューの中で、この帽子について尋ねられて、こう答えています。

「これは、アフリカのカメルーンの有名な部族、バミレケ族の人々が織った素晴らしい織物作品のひとつなんだ。帽子をかぶる前に、その作り方を学ばなければならないし、帽子をかぶるためには、その部族の名士として認められる必要があるんだ」

「幸運なことに、カメルーンを訪れたとき、バミレケ族に会いに行くように案内され、その時、テキサスのカウボーイハットをかぶっていました。族長が来る前に肘をついたら、彼らから“あれが族長だ。帽子をあげなさい”と言われた。俺は“いや、ちょっと待って。族長、俺はテキサスから来たんだ。こういう時は、交渉をするもんだよ”と言った（笑）それで、族長は立派なテンガロンハット（カウボーイハット）を手に入れ、俺は有名なバミレケ・ハットを手に入れて帰ったんだ」

ギボンズは、その後も何度か交渉して、さらにいくつかのバミレケ・ハットを手に入れています。今では、お気に入りのギブソンギターと同じように、ギボンズの体の一部となっています。