マイケル・マクドナルド＋ウィリー・ネルソン＋ロス・ロボスのD.イダルゴ　「Dreams Of The San Joaquin」のMV公開

マイケル・マクドナルド（Michael McDonald）とウィリー・ネルソン（Willie Nelson）が、ロス・ロボス（Los Lobos）のデイヴィッド・イダルゴ（David Hidalgo）と組んでリリースした「Dreams Of The San Joaquin」。新たにミュージックビデオが公開されています。

この曲は、リンダ・ロンシュタットやケニー・ロジャースがカヴァーしたことでも有名な楽曲のカヴァー。ランディ・シャープとジャック・ウェスリー・ルースによって書かれたこの曲は、30年代から40年代にかけてのダストボウル（米国の農業と家畜に大混乱をもたらした砂嵐）と世界大恐慌の時代に、畑で働く労働者の物語を描いています。

マクドナルドは声明の中で「移民農業労働者は、我が国が世界最大の農業経済国の一つとしての地位を維持するために、それ以上の責任を負っている。彼らの肩にかかる労働力のおかげで、農家はできるだけリーズナブルな価格で農産物を店頭に並べ、食卓に並べることができるのです。新型コロナウイルスは、アメリカの労働力のうち、この部分を著しく破壊しました」と述べています。

またネルソンは次のように付け加えています「これは愛と理解のための祈りのコラボレーションでした。この曲は私たち全員が聴く必要がある希望のメッセージを伝えています。私はずっとマイクの声が好きで、彼と息子のミカと一緒に楽しんで作りました」

彼らによるカヴァー・ヴァージョンはBandcampで公開されています。この曲の収益は、RAICES（Refugee and Immigrant Center for Education and Legal Services／難民・移民の教育および法的サービス支援センター）とUFW（United Farm Workers of America／全米農業労働者組合）に寄付されます。