HOME > ニュース >

マニック・ストリート・プリーチャーズ 新曲「Orwellian」のリリックビデオ公開

2021/05/14 16:34掲載(Last Update:2021/05/17 11:20)
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
このニュースの他の関連写真
Manic Street Preachers / The Ultra Vivid Lament
マニック・ストリート・プリーチャーズ(Manic Street Preachers)は新曲「Orwellian」のリリックビデオ公開。この曲は新アルバム『The Ultra Vivid Lament』に収録。

「Orwellian」は、このアルバムの多くの曲と同様にジェームス・ディーン・ブラッドフィールドがピアノで作曲しています。バンドはリード・シングルについてこうコメントしています。「この曲は意味を主張する戦い、議論の中で文脈が消されていくこと、デジタル・プラットフォームによって引き起こされるファクション(注:事実とフィクションを織り交ぜた作品のこと)の矛盾という圧倒的な感覚が永久に続く文化戦争に繋がることについて語っている。音楽的にはABBA、ジ・アソシエイツでのアラン・ランキンの威厳あるプレイ、トーク・トークの「イッツ・マイ・ライフ」にリンジー・バッキンガムのギター・ソロを入れたようなものを彷彿とさせるね。『ジ・ウルトラ・ヴィヴィッド・ラメント』の導入としては音的にも歌詞的にも理想的な気がしたんだ」。 



アルバムは海外で9月3日発売。リリース元はColumbia/Sony。CD、アナログレコード、デジタル・フォーマットに加え、オフィシャル・ストアでは限定のサイン入り盤、ピクチャー・ディスク・レコード、カセットが、英HMVでは別のアートワークを施した限定レコードが、英Amazonでは限定のイエロー・ヴァイナルが発売されます。

スタジオ・アルバムのリリースは2018年の『Resistance Is Futile』以来。通算14作目。

今作は、マニック・ストリート・プリーチャーズのアルバムとしては初めて、ギターよりもピアノで当初の着想を得た作品。レコーディングは2020年から21年にかけての冬、長年のコラボレート相手デイヴ・エリンガ(ザ・フー)と共にウェールズ・モンマスのロックフィールドと、彼らがニューポートに所有するドア・トゥ・ザ・リヴァー・スタジオで行われ、その後デヴィッド・レンチ(ブロッサムズ、フランク・オーシャン、アーロ・パークス)がミキシングを手がけた。本作収録曲の「The Secret He Had Missed」にはジュリア・カミング(サンフラワー・ビーン)、「Blank Diary Entry」にはマーク・ラネガンがゲスト・ヴォーカルで参加しています。
■『The Ultra Vivid Lament』

1. Still Snowing In Sapporo
2. Orwellian
3. The Secret He Had Missed
4. Quest For Ancient Colour
5. Don’t Let the Night Divide Us
6. Diapause
7. Complicated Illusions
8. Into The Waves of Love
9. Blank Diary Entry
10. Happy Bored Alone
11. Afterending