ボブ・ディラン(Bob Dylan)の貴重なアーカイブが一般公開される新しいミュージアム「ボブ・ディラン・センター(Bob Dylan Center)」が米オクラホマ州タルサのアート地区に2022年5月10日にオープンします。ディランの手書きの歌詞原稿、未発表のレコーディングやフィルム・パフォーマンス、貴重な写真など、ディランの60年のキャリアを網羅する10万点以上の貴重な資料を展示します。
ボブ・ディラン・センターは3階建てで、写真家ジェリー・シャッツバーグから寄贈されたディランの1965年のイメージが正面に描かれます。代表のアラン・マスキンが率いる建築・展示デザイン会社のオルソン・クンディグが設計を担当。
このミュージアムのオープンにより、2016年にジョージ・カイザー・ファミリー財団とタルサ大学が1,500万〜2,000万ドルで購入したディラン作品のコレクション「ボブ・ディラン・アーカイブ」のカタログ化とデジタル化が完了します。ボブ・ディラン・センターはボブ・ディラン・アーカイブの主要な公開場所となり、常設展、臨時展、巡回展が行われます。