心理学や遺伝学、教育学、脳科学といった各分野の研究者が、それぞれの視点から「絶対音感」の謎を徹底解剖。書籍『絶対音感を科学する』は全音楽譜出版社から5月15日発売予定。「絶対音感とは?」「特別な才能なのか?」「絶対音感がある=耳が良い?」といった数々の疑問に切り込み、「絶対音感」が纏う神秘のベールを一枚ずつ剥がしていきます
■『絶対音感を科学する』
阿部純一、宮崎謙一、榊原彩子:編著
判型/頁:四六判/296頁
ISBN:978-4-11-880051-6
定価(税込):2,860円 (本体2,600円)
5月15日発売予定
<内容>
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第I部 絶対音感とそれが生まれるところ
第1章 絶対音感とは何か?(宮崎謙一)
第2章 絶対音感はどこからくる?(榊原彩子)
第3章 絶対音感はどうやって身につける?(榊原彩子)
第4章 絶対音感の遺伝と進化(安藤寿康)
第II部 音楽と絶対音感
第5章 絶対音感と相対音感(宮崎謙一)
第6章 絶対音感と音楽教育(水戸博道)
第7章 絶対音感と調の把握 〜ソルフェージュ教育の経験を通して思うこと(二橋潤一)
第III部 聴覚、脳と絶対音感
第8章 音の高さを知覚するしくみ 〜絶対音感は歳をとったら変わる?(津崎 実)
第9章 絶対音感と脳(伊藤浩介)
第IV部 総括
第10章 音楽認知能力全体の中での絶対音感と今後への期待(阿部純一)