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元スティクスのデニス・デ・ヤング、最後のアルバムからトム・モレロ参加の新曲「The Last Guitar Hero」公開

2021/05/12 12:05掲載(Last Update:2021/06/11 00:25)
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Dennis DeYoung / 26 East, Vol. 2
Dennis DeYoung / 26 East, Vol. 2
スティクス(Styx)のオリジナル・メンバー、デニス・デ・ヤング(Dennis DeYoung)は、自身にとって最後のアルバムとなる『26 East, Vol. 2』から、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(Rage Against the Machine)トム・モレロ(Tom Morello)をフィーチャーした新曲「The Last Guitar Hero」をリリース。リリックビデオが公開されています



『26 East, Vol. 2』は海外、日本で6月11日発売。

2020年5月にリリースした『26 East, Vol. 1(邦題:東26番地: Vol.1)』に続く新作です。デニスは『Vol. 1』リリース時のインタビューの中で、2部作となった理由を「今回が最後のアルバムになるはずでしたが、たくさんの曲が書けたので(リリース元の)Frontiers Music srlのCEOは、1つではなく2つのアルバムに分けてリリースすることを提案しました」と述べていました。

デニスはこの新作について「このアルバムでの僕の音楽的な目標は、これまでと同じで、可能な限り最高の曲を書き、それを使って素晴らしいサウンドのレコードを作ることでした。今ではスティクスのファンは何を期待しているか大体わかっているし、喜んでくれることを願っているよ。僕は満足しています」とコメントしています。

またアルバムのオープニング曲である「Hello Goodbye」は、一種のトリビュートではありますが、ビートルズのカヴァーではないと説明しています。

「ピンク・フロイドがビートルズと同じ時期にアビー・ロードでレコーディングしていたという記事を読みました。フロイドはビートルズに会い、彼らなしではフロイドは成り立たないことを伝えていた。しかし、フロイドの音楽はビートルズとは似ても似つかないし、スティクスの音楽もそうだった。“Hello Goodbye'”はリメイクではなく、すべて新作です。これは、僕をこの長く曲がりくねった道に送り込んでくれた若者たちへへの敬意を表したものです」

以下は以前に公開された映像

「The Isle of Misanthrope」のミュージックビデオ
■『26 East: Volume 2』

01. Hello Goodbye
02. Land of the Living
03. The Last Guitar Hero
04. Your Saving Grace
05. Proof of Heaven
06. Made for Each Other
07. There's No Turning Back Time
08. St. Quarantine
09. So Little Did We Know
10. Always Time
11. Isle of Misanthrope
12. GIF